

扱い方が楽になったので、
排便のルーティンを除き、
だんだん手がかからなくなってきた。
けれど、
ニョキニョキ大きくなるので、
力も比例して強くなる。
逃げることも覚えたので油断禁物だ。
それに、
まだ力の加減が出来ない。
甘噛みのつもりで怪我をさせる恐れもある。
逃げ出すこともあるが、
まだ外は怖いものだらけだ。
なので、
コマンドには忠実に従う。
「待て」と言えば待つ子になった。
けれど忍者そのもので、
暗闇に簡単にまぎれる。
まだ飛ばないだけましだが、
リードは絶対に欠かせないな。


この姿から飛び立った。
地中に7年間も暮らし、
遂に蛻変したのだ。
すぐ飛べるのが不思議だけど、
それが生物ごとに進化した成長の過程なんだ。
それぞれの仕事にも、
それに応じた進化があり成長の過程を辿る。

中津スバルのシートが仮置きされている。

この車についていたシートは、
既に職人のもとに運んである。
米阪パイルさんに寄贈して戴いた、
自動車用モケット生地に張り替える予定だ。
久しぶりに場内を、
わずかな距離ではあるが走らせた。

フライホイールを削ったので、
やはり最初はその特性に戸惑う。
なんて敏感なエンジンなのか。
けれどシェパードと一緒で、
昔飼ってたクルマだ。
なので、
エンジン掛けて、
スロットルを軽く開け閉めするうちに、
操る勘を取り戻した。

職人のもとに運ぶ前のカラダから、
徹底的に垢を落とした。

可能な限り表皮をモケットで巻く。

貴重なものがあると言うけど、
けれどこの際全て捨ててスッキリさせた。



1300Gをどう育てるか本当に見ものだ。

陸斗を抱いてお散歩する気持ちが蘇った。

とにかく内装を完成させ、
次のステップに駒を進める。


今度の週末は、
是非中津スバルへ。