
昨日はシェパードの陸斗と過ごす時間が多くて、
予定した作業はほぼ不可能だった。
唯一出来たのは、
4脚ある室外用の椅子を補修する事だった。
ダイニングテーブルセットに昆虫が住み着き、
内部をスカスカに食い荒らしている。
今も活動中で、
順番に脚が脆くなってしまった。
折れた脚を直す接着剤を購入し、
接合面を洗って乾かした。
そして夕方出社してブログを書いて、
18時45分に帰宅した。
陸斗が満面の笑みで待ち構え、

遂にラティスを自分の力でこじ開け、
平気な顔で脱走する。
まるで鰻が滑り出る様な姿に笑えるが、
万が一の事もあるので油断できない。
そのうち床をクルクル嗅ぎまわって、
今日も三度目の排便が終わり、
踊るようにご飯にありついた。
その後始末が終わるころ、
炭が良い火加減になり、
飼い主の晩餐会の準備が整った。
こうしてコロナの日が、
いよいよクライマックスを迎えた。

ピーマンと一緒に七輪に載せた。

程よく火が通った所で、


いきなり焼くより甘さが3倍くらい増す。
乾いてヘナヘナにならず、
美味しく食べられる。
七輪を使う時は、
湯がくより電子レンジをお勧めする。
貝の熱が飛んだ頃を見計らい、
ゆっくりと回転させながら身を抜く。

切れずに内臓が全て現れた途端に、
それまでの疲れが霧散する。
次にピーマンに齧りつく。

こちらは生のままじっくり焼くのだが、
表が焦げて中の種が柔らかくなるくらいが良い。

ピーマンの丸焼きも外せない。
体の急激な成長と、
11種混合ワクチンの影響は、
「W」で陸斗の精神状態に影響を与えている。

ここで躾をしっかりしないと、
良い子に成れない気がして、
いつもの3倍一緒に過ごした。
とにかく噛みたくて仕方がない。
それに見えないものが「見える」ようになった。
最初は飛びつけなかったテーブルでも、
だんだん上に置かれたものが見えてきた。
飛びつけるようになったが、
手も足も出なかった。
が、
遂に昨日から、
テーブルの中央の物を、
口を使って引き落とせるようになった。
犬は口が器用な生き物だから、
生きていくための練習期間なのだろう。
そしてラティスを口でこじ開け、
脱走も出来るようになった。
まさに「へへへへ」と笑いながら走り去る。
その様子が悪ガキそのものなのだ。
食事が始まると、
嬉しそうにテーブルに足を掛け、
飼い主の仲間に入ろうとする。
これは行儀が悪いので、
絶対に許さない。
出来ないように操作を続けると、
相手にされないと解り大人しくなる。
そして、
上の画像のように、
恨めしそうな顔でこちらを見る。
本当に憎めない奴だ。
テーブルの下で大人しくしているが、
そのうちに噛みたくなったら、
いったい何を噛むかな。
ふと、
王冠の存在が頭に浮かんだ。

すぐに立ち上がり受け取った。
もうご機嫌そのもので、
足元でずっと噛んでいる。

よくもまあ飽きずに楽しめるね。
陸斗は単純だから有り難い。
陸斗は単純だから有り難い。
さて、
いよいよクライマックスだ。

馴染んだ頃を見計らい七輪に載せた。
丁寧に位置を調整し、

こんなに綺麗に焼きあがった。
先週の「のどくろ」も凄かったが、
脂が多く焼くのが難しかった。
その点で、
サンマはもう少し焼きやすい。
そのまま火から降ろした方が、
網目が奇麗でカッコ良かった。

裏返して降ろした。
イイ感じだ。

サザエも食い応えがあり、
あれで一個289円ならお買い得だった。
陸斗がうつろになる前に、
膝の上に載せて体を拭いた。

スペイン産のワインは飲みやすい。
1リットルで500円とお値打ちだ。
コロナの日は、
こうして幕を閉じた。
犬と晩酌できる楽しさは、
ちょっと言い表せない心地よさを伴う。

11種の混合なんて、
人間ではありえないが、
犬の幸せ考えると大切なワクチンだ。
アップデートした陸斗は、
この後の二週間でまた一層落ち着くはずだ。
今朝も正常な排便ルーティンで、
その後散歩に出たが雨が激しく引き返した。
汚れたカラダを拭く時に、
脚が地面につく状態だと、
遊んでいると解釈する。

わざと噛まれる。
そして躾ける。
その瞬間の呼吸が大事だ。
落ち着いてからのシェパを知るから、
ある程度大胆に躾けが出来るけど、
女性にとっては厳しいはずだ。
シェパードは明確なヒエラルキーを持つ。
だから恐怖心を与えぬように、
早め早めに躾ける。

大事に大事に拭いてやる。
躾けると良い子に成る。

本当にR1は磨き甲斐がある。

東京の奥出さんから小包が届いた。

ぎっしりと詰まっていた。
お手紙が添えられていた。

陸斗にまでステキなプレゼント戴いた。
ありがとうございます。

思いっきり噛むことが出来るはずだ。
次のコロナの日に、
次のコロナの日に、
王冠ではなくジャーキーを噛ませよう。
奥出さん、
陸斗が出社できる日をお楽しみに。