分割整備が終わった。遂に完全なクルマに生まれ変わった。
愛情を細かく注げば注ぐほど、
確かな手ごたえが蘇る。
一気に進めることもあれば、
適切な下ごしらえを重ねることもある。
阿部さんから戴いたお菓子にも、
下ごしらえの大切さが滲んでいた。
実に純なお菓子だ。
ゼリーを思い浮かべるが、
これは純然たる和菓子に他ならない。
下ごしらえの大切さと言えば、
スギナ退治にも同じことが言える。
地下茎の除去をした時に、
東京葛飾の太田さんから戴いた、
小松マテーレのグリーンビズカリューを混ぜ込んでみた。
特にこの辺りが酷くスギナに侵食され、
他の場所には苔がはびこる。
少し表面の色が変わった部分が、
何となくわかるだろう。
顆粒状の土質改良剤の効果は、
この時点では未知数だった。
が、
苔の浸食にブレーキがかかったように見受けられた。
前庭を一旦完了させ、
北東に面した駐車場の花壇に移った。
ターゲットをスギナに絞って、
花の苗を一旦取り出して改良を始めた。
株の中にもスギナが入り込み、
裏側から抜き取る必要もあるほどひどい状態だ。
ワイヤーケーブルのような地下茎が地中奥深くの粘土層にまで入り込む。
この周辺にはコガネムシの幼虫が昔から多い。
根を食い荒らすと言うが、
緑色のコガネムシは陸斗の大好物でもある。
家に来て間もなく食べるようになり、
本能的に喰うものなのだと納得した。
花壇の土壌改良は、
些細な「雑草除去」がきっかけだが、
些細な事のように見えて、
とてもそうとは思えぬ深さがあった。
地下茎に根粒菌が付いているように見えて、
生物学的になぜ強いのか理解できるようになった。
地下に根ではなく茎を持ち、
そこから発芽したり、
春には土筆になって地中からニョキニョキ出る。
凄い体力の持ち主だ。
それを根絶させることをもくろみ、
全員の魂が一つになると、
その執念は物凄いエネルギーに変わった。
根は大事なので、
オリーブの伸びてきた根を切らないように注意したが、
息子が勢い余って折ってしまった。
息子の発動機のトルクは凄いが、
曲線が台形ではない(笑)
その点で北原課長はフラットで台形のトルク特性を持つ。
先に地下茎の除去を済ませたところへ、
元通りに花株を戻した。
折れてしまった根は仕方がないので、
それ以上傷つけず樹勢の維持を優先するよう心掛ける。
ここをどのように改良するか、
今後の動向に期待して欲しい。
BRZのようにヴィヴィッドな花壇へと、
みんなの力を合わせて改善を続ける。
そのためには、
小松マテーレのグリーンビズカリューが最適だろう。
ホンキで試してみるか。
花壇の改善と並行し、
ギャラクシーブルーのBRZを整えた。
その予防整備は、
愛情を注ぐと言う点で、
土壌改善と近似性が多い。
このステキなスポーツカーは、
きっと人生のスパイスとして役立つはずだ。