無念無想

こうなることだけは避けたかった。

が、

結果論をしたところで、

大した意味はない。

タイヤ戦略に賛同が得られなかった。

数回に渡りVC７に履き替えるよう指示書を出したが、

サマーコンパウンドで行くと言い切る。

最近は「老害」という言葉もあるように、

過去の体験を無理強いすることが「悪」と言われる。

それも理解できるし、

息子が帰って来たので、

無理やり言う事を「聞かされていた」という風潮に、

歯止めを掛けたい現場の思いもあったようだ。

なので、

今朝本来なら監督命令で交換させても良かったが、

そこを思いとどまり、

やりたいようにやらせた。

上の写真も「命令したから」マスクを外したが、

強く言わないと外さない。

2人の顔に不満がありありと出ているのが分かるはずだ。

リタイヤの責任はすべて監督にあるので、

文句を言うつもりは全く無いが、

この結果で何かを掴んでくれたら嬉しい。

朝は本当に寒かった。

起きた時は霧が出ていて昨日より暖かかった。

5時に陸斗を外に出し、

ドッグランで全力疾走させたが、

5本で止めざるを得なかった。

暗闇に吠え向かって行こうとした。

何か居たかも知れないし、

霧に惑ったからかもしれない。

いざ、

何か出てきたら逃げる癖に、

最近恫喝する事を覚えたね。

ただ、

排尿の容姿がいつもと違い、

すぐ出るはずが出ないのも気になった。

その時の気温は穏やかだった。

霧のせいだろう。

早々にカラダを拭いてハウスに納め、

ラリー会場へ向かったが、

ラリースタートの7時頃から急激に冷え込んだ。

一本目は無難に終えたが、

鬼門のSS3でまたしてもミスコース。

ペナルティを掛けられたのも影響したのだろう。

ドライバーは攻めすぎたと言うが、

それは少し現実と違っていて、

コンパウンドの限界がつかめないだけだ。

枯葉のせいでもない。

命令してでも、

ウインターコンパウンドを履かせなかった、

監督の責任に過ぎない。

せっかくVC7を用意して、

自らそのタイヤで試走した。

今朝もサマータイヤの調子を見たけど、

決断を下さなかった以上、

手抜きだったと反省している。

VC７を履かせていれば、

少なくともこの場所に帰すことはできた。

それは断言できる。

応援していただいた皆さん、

本当に申し訳ありませんでした。

反省会しています。

そして、

捲土重来を目指し、

中津川名物チコリ料理で乾杯だ。

今日の慰労のメインは、

キサク自慢の壺焼きだ。

サクッと癒されます。

皆さん、

ありがとうございました。

そして、

マリオ、

本当にありがとう。

これからも宜しく。