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東京オートサロンに謎のSUBARUが出現?

臭いものに蓋をしたくなる。

最近電気について触れたら、
「蓋をされる」ことが起きた。

なので、
見えないモノが益々透けるようになった。

やはり「物事には敏感になるべき!」と決めた。
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株式会社SUBARUから、
TAS2022の概要がリリースされた。

STI E-RA CONCEPT参考出品車
WRX S4 STI performance CONCEPT
LEVORG STI performance CONCEPT
SUBARU BRZ STI performanceカスタマイズモデル
SUBARU BRZ GT300 2021モータースポーツ参戦車
以上の五台が展示車の概要だ。

当日のプレスブリーフィングで、
アンベールされる車が一台ある。
1.STI E-RA CONCEPT(世界初公開)
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おそらく向かって一番右端に並ぶ、
布を被ったクルマだろう。

STIは、
カーボンニュートラル時代に向けて、
モータースポーツの世界で新しい技術の経験と修練を積むことを目的に、
新プロジェクトを立ち上げた。
その中でスケールモデルを実物大に拡大したのだろう。
今後の展開に関する、
平岡社長のアナウンスメントが楽しみだ。

2.WRX S4 STI performance CONCEPT
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これがデーンと正面に置かれたクルマだろう。
WRX S4 STI Sport Rグレードをベースに、
チェリーレッドのアンダースポイラーなどのSTIパフォーマンスパーツを装着。
さらに、カーボンリヤスポイラーやパフォーマンスマフラーを特別装備し、
究極の一体感を引き上げたコンセプトモデルだ。
解り易く言えばSTIのカスタムパーツを組むための習作だ。
未だ世に出ないクルマなので中央に鎮座する理由もわかる。

その右にあるのが次のクルマだ。
3.LEVORG STI performance CONCEPT

LEVORG STI Sport Rグレードをベースに、
チェリーレッドのアンダースポイラーなどのSTIパフォーマンスパーツや、
ワゴンならで使い勝手を向上させるアイテムを装着。
さらに、パフォーマンスマフラーを特別装備し、
高いユーティリティとパフォーマンス性能を両立させたコンセプトモデルだ。

これもコンセプトモデルと言うよりも、
むしろカスタマイズの習作として、
正しい性能向上を訴えるはずだ。

それではその左は何か。
4.SUBARU BRZ STI performance

SUBARU BRZ Sグレードをベースに、
STIパフォーマンスパーツを装着。
随所にチェリーレッド装飾を施し運転の愉しさを表現する。
これは正直にパーツカスタマイズモデルと位置づけ、
先の2台とは異なり「コンセプト」の肩書は与えられない。

そして一番右側に、
レーシングカーが並ぶ。

5.SUBARU BRZ GT300 2021

SUPER GT 2021 GT300クラスシリーズチャンピオンマシンだ。

花道を残して引退するのか、
はたまた続投するのか興味深い。
チャンピオンマシンが現れたと言うことは、
2022年もファンを楽しませると期待して良いだろう。

期間中の主なイベントも紹介しておく。

■ モータースポーツ体制発表
1月14日ビジネスデイのプレスセッションで発表される。
STI平岡社長より、
2022年モータースポーツ体制とSTIの今後の活動が語られるだろう。

これはとても楽しみだ。

■ WRX S4 トークセッション
WRX S4の開発陣が登壇し、
モータージャーナリスト河口まなぶ氏をMCに迎え、
WRX S4開発秘話などをトーク形式で語る。

うーん、
ちょっとマンネリ気味だな。

■ SUBARU BRZ トークセッション
SUBARU BRZの開発陣が登壇し、
モータージャーナリスト河口まなぶ氏をMCに迎え、
SUBARU BRZ開発秘話などをトーク形式で語る。

もう少し刺激が欲しいな。
余程のコアなファンしか興味を持たないだろう。


こんなのはどうだ。
「なぜCOTYを逃したのか、その真相を語ろう」

トヨタと共同でこんなセッションをやれば、
客席は満席になるはずだ。
詰めが甘い。

■ MOTORSPORTトークセッション

SUBARUプロドライバーが登壇し、
モータージャーナリスト河口まなぶ氏をMCに迎え、
2021シーズンの戦いをトーク形式で振り返ります。

ヤリスを持つトヨタの横では、
霞んでしまうかもしれないね。

■ WRX S4 STI Sport R EX プレゼント
「クルマが当たる!!東京オートサロン2022アンケートプレゼント」
特賞としてWRX S4 STI Sport R EXを提供するという、
凄く太っ腹な企画だ。
東京オートサロン2022公式Webサイト
https://www.tokyoautosalon.jp/2022/present/にアクセスして欲しい。

今回もSTIパフォーマンスパーツや時計を現場で売るはずだ。
これも見逃せない。
SUBARUブースの様子はSUBARU On-Tubeでライブ配信される。
https://www.youtube.com/user/SUBARUOnTubeをブックマークして欲しい。

最近のSTIは詰めが甘い。
客の本当に知りたいことに、
余り真っ向から応えず得意の「いなすパーツ」でうまくかわす。

オトナらしくかわさないと、
正直に言うことが反射して自分に突き刺さるからだ。
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例えばBRZの顧客は、
迷わずBRZを購入の対象にするが、
SUBARUに帰属性の薄い顧客は、
まず買うことはなくBRZを試乗してトヨタを待つ。
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それぞれに魅力があるので、
それぞれのシチュエーションに沿って商品開発している。
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SUBARUは日本車ではもっとも古くから、
ニュルブルクリンクを開発の場に置いた。
けれど最近ではトヨタと同様で、
ニュル近郊に拠点はあっても真っ白い良く似た建物の中に、
ほとんど職員の姿を見ることが無い。
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ここは韓国のヒュンダイより遅れているが、
ヨーロッパを軸足から外した以上仕方のない事だ。

ただ問題なのは、
STIの社員もニュルブルクリンクをまともに走っていない。

なので研究実験センターの周回路で、
いくらアカデミーがサーカス並みの操縦技量を得ようとも、
サスの仕上がりが稚拙になった。

その延長線上に新型BRZが置かれている。

まだBRZのSTI仕様は誕生していないが、
恐らくあのような路線に大きな変更は無いだろう。

欧州とはスピードレンジが違うので、
その辺りも大いに影響しているだろう。

そこで本来ならSTIがやるべき、
コラボレーションを実行した。
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トヨタとスバルの味の差を具体的に堀り下げた。
愛知トヨタの田中さんのご厚意で、
新型GR86とBRZを並走させ、
その味の違いを紹介する機会を得た。
「差」ではなく「違い」なのだ。
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STIの広報もより柔軟にトヨタと協力して、
もっと懐の深いプレゼンテーションを考えないと、
マンネリでつまらない企画しか思い浮かばなくなるだろう。

より刺激を求めて角を出して欲しい。

さて、
冒頭の話題に戻ろう。

東京オートサロンは東京モーターショーとは違って、
もっとカジュアルでスポーティーなお祭りだ。

嘘はつけない。
でもTPOを考えて参加しないと恥をかく。

なので黙っているのだろう。

どうしても台数が合わないのだ。

敏感なこのブログの読者なら、
ここまで読んで「はは~~ん」と北叟笑むだろう。
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プレスリリースの内容は5台だが、
当日のレイアウトは6台になっている。

アンベールされるクルマがもう一台あるのだ。

それではなぜリリースしないのか。

広報の立場になるとよく解る。

最大の理由はネタ切れ。
STIコンプリートにする母胎が無い。

その次の理由は東京モーターショーだろう。
中止になってしまったから、
そこでの隠し玉を披露したいはずだ。

スバルとは思えぬほど、
場違いにデカいから、
カスタマイズの対象には程遠い。

しかも腰高な、
モータースポーツとは無縁のシルエット。

そうなると、
解は一つしかないね。
空輝が現れるのはほぼ間違いないだろう。

どんな「一癖」を加え、
おっと「一筆」だったね、
「場違い臭」を消すのか、
発表を楽しみにしている。


Commented by micra_14e at 2022-01-11 22:48
増井です。
オートサロン、とある企画に当選したので約30年ぶりに行く事になりました。
スバルブースも含めて色々楽しんでこようと思います。
元はと言えばチューニングカーのお祭りなので、メーカーもTMSの代替イベントなどとは考えずにもう少し遊び心と夢を持ったクルマを出して欲しいですね。
現実的なパーツばかりではなく、こんな事もできちゃうんだぞというものを見たいです。
Commented by b-faction at 2022-01-12 18:07
増井さん、楽しみですね。
Commented by STI MITAKA at 2022-01-12 21:31 x
ちょっと勘違いしてるように感じますが、そもそもブースの画像は2020年の東京オートサロンのものではないんでしょうか。
Commented by I LOVE STI at 2022-01-13 00:04 x
やはりあの1台はヤツですかね
めっちゃ楽しみです!
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by b-faction | 2022-01-11 22:00 | Comments(4)

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