今年は明らかに寒い。
15年前の3月19日に丸の内から眺めた八重洲だ。
丸の内側を低く抑える代わりに、
八重洲側を高層にする計画が進んでいた。
豪快な開発だったな。
東京駅周辺は素晴らしく綺麗になったが、
パタリと訪れる機会が減った。
あの時代はもう戻らない。
人混みが嫌いなので、
どうしても静かな場所に足が向く。
今月初の外食で、
西洋わさびの漬物を食べた。
地に足が着いた味だった。
ざるの後で頼んだ掛けそばが、
胃の中に染み渡った。
地に足が着いた味だった。
この辺りの旨い干し柿は、
白く果糖が吹くのが常識だけど、
吹かなくても美味い干し柿は多い。
このように自家用に作った、
丁寧な干し柿は、
何千円もする市田柿より美味しい。
ただ失敗すると酷い味になる。
過去にそういう干し柿を沢山食べさせられた。
中津川では難しい部分があり、
匂いに敏感じゃない人が作ると、
発酵なのか腐敗なのか見極めにくいモノを食わされる。
新型フォレスターは、
程よく発酵しているが、
それを見極められる人は少ないようだ。
長距離を走らせたいが、
走る機会がなかなか訪れない。
昨年12月16日の朝の花壇だ。
昨年力を注いだ環境整備を、
12月中に区切りをつけた。
大展示場の次に、
社員駐車場側を整えた。
不純物濾過に合わせ不陸の調整が始まった。
その三日後、
再び作業が継続された。
二つの花壇を順番に土壌改良し、
傾斜を整える事に専念した。
この作業が始まると、
環境変化が強く影響し始めた。
凍結だ。
土の水分が固まり顆粒状になって濾過できない。
バーナーで溶かすという秘策に出たが、
それは思わぬ逆効果だった。
乾燥せずドロドロになり手が付けられない。
わずか三日後にもかかわらず、
気温が急に下がり始めた。
高さが調整できていない。
水糸の意味が無いので中断した。
そのすぐ後に雪が降り始めた。
溶けた土も放置して様子を見る。
土が足らないことは明らかだ。
向かって左を補う土が無い。
しかし水糸を貼るように指示しても、
なかなか実施に手を付けることが無く、
勘による作業を続けていた。
やはり数値で見ないと帳尻が合わなくなる。
一旦ここまでで作業を終えた。
その三日後、
水糸による高さ平均化を終え、
ホルサーで穴をあけ移植が始まった。
取り出してから冷えて凍ったので、
キチンと育成するか心配だった。
順番に進め、
端まで終わった。
長年苦労したこの場所も、
土の色がまるで変わり生き生きしている。
ラベンダーは今度の土に合うのだろうか。
凄くたくましく生き続け、
奇麗な花を楽しませてくれる。
今回この株だけは掘り出さずに残した。
大展示場の移植が終わった。
そして社員側も終わった。
微妙に違う土質が、
この後どんな変化を見せるのか。
その後、
幾多の試練を経て年を越すと激しく雨が降った。
放置した土はそのままへこんだところに戻した。
足りないので、
以前用意した自然石を入れ、
後日また改善する余地を残した。
べっとりと湿った土もこちらに入れた。
いくら濾過しても、
土が混じった証拠が残る。
この土も本来なら活かしたかった。
そして五日後の12月26日、
そっと花壇を覗いて来た。
緑色が強くなった。
このように、
霜柱は土壌から異物を排除する。
自然の摂理は面白い。
地に足を付けた仕事を続け、
今月も困難に立ち向かおう!
年が変わった1月4日、
勢いが増したように見えた。
その後強い雨が降り、
潤いを与えたはずだ。
11日の朝、
濡れた花壇の表情が変化した。
グリーンビズカリューは効果をどのように出すのか。
この後もお楽しみに。
目が離せない。
今日の大雪効果も楽しみだ。