東京オートサロンの人相
2022年 01月 15日
思わず真鍋さんが口を滑らせた。
別に悪気があった訳じゃない。
「人相が悪いから怖がられるに決まってる」
陸斗を擁護しての発言だろう。
黒いから表情は読めないし、
真っ黒なので普通の人にとって怖い犬だろう。
確かに出会う人の反響は二分化され、
「ギョッ」とした目で見る人と、
「カッコイイね」と褒めてくれる人の二通りだ。
「それ牛の子?」て聞かれたことがあるけれど、
あれも誤解でも何でもなくて、
本当に牛の子を見た事のある人しか言えない感想だろう。
真鍋さんに話したら、
確かにそうだと言われ、
二人で大笑いした。
その代わりに、
それに比べ、
オートサロン、
独自のエンジンを使い続けて、
このトロフィーが三鷹にまた一つ歴史を刻んだ。
STIは特別に予算を組んだ。
マフラーは売れすぎて品薄らしいので、
素晴らしい記念バッチをプレゼントする。
ソルテラについて様々な技術情報を得ることができた。
グリルレスをヘキサゴンスタイルでアレンジし、 ちょび髭はやした笑顔も素敵だ。
ソルテラのサス設定はSUBARU独自で、
ソルテラのリヤビューはスバルの韻を踏んだ専用デザインだ。
この辺りのテムニカルレビューは、 かなりの完成度なので期待して欲しい。 SUBARUとトヨタの完全な共同開発だ。
自信を持って売りたいと、
これらのディティールを見ながら心に誓った。
実用性が高、
上手く内燃機と両立させ、 優れたリーダーが立て続けに現れ、
その隣に、
編集長の天野さんが、
SUBARU馬鹿にはいろんな奴がいる。
こう言うクルマを見ると、
無いモノは作ろう。
スワップで血の滲むような高品質化を目指した。
人相と言うのは大事だ。
特に最初の2秒間で得た印象は強烈に残る。
最初に入った時、
マツダが居ないのに気が付いた。
随分強烈な人相のクルマが居る。
近寄ろうとしたら「入口」に回れと言われた。
それはすみません。
そんなのがあるなんて知りませんでした。
そのマスク越しの男性の人相が、
クルマと重なってしまった。
それ以上見るのが面倒になって、
その場を後にした。
人相は大切だ。
だから出張の日を除き、
必ず陸斗の顔を一日三度拭いている。
黒いからキリリと艶のある毛並みにして、
「犬相」が悪いと言われないようにしたい。
近くで見ると、
本当に良い顔してるけどね。
それに黒も色々あるけど、
陸斗の黒って温かみのあるイイ黒だぜ。
親バカみたいなもんか(笑)
やっぱり白いと人相が良く見える。
レーシングカーってブスになりがちなので、
その点は審美眼の高い森さんが居るから大丈夫だ。
言いたい放題だけど、
心の底から行って良かったと思ってる。
そもそもスーパーGTには参戦枠があり、
その枠を確保したことが今回の栄光に結び付いた。
ここまで辿り着いた価値は大きい。
改めておめでとうございます。
そのチャンスを商機に変えるため、
その具体的な見本が置いてある。
ホイールとリヤスポを組み合わせて購入してくれたファンに、
頂戴!
と言ったら、
「二つ買ってください。マリオも欲しがるけど、
これ物凄く高いんです」
見本を見せてくれたけど、
確かに高そうだ。
この機会に是非セットで揃えよう。
SUBARUとトヨタで明確に識別できるし、
走りの内容も相当に違う。
これは既にBRZとGR86で明確になったので、
今後も差別化は続くはずだ。
なかなか良い人相になっている。
この白は素晴らしい。
長く待ち望んだ念願のカラーだ。
デザイン部の河内次長は二代目レヴォーグの、
プロトタイプに塗った色だと簡単に言ったが、
当時のホワイトとは訳が違う。
近くによるとよく解るが、
あんなドーピングカラーではなく、
量産前提に開発された時期パールホワイトに違いない。
照明で青く反射しているのは、
中に含まれたガラスフレークだ。
さんざん卵色と揶揄され、
IQの高いデザイン部の連中が黙っているはずが無い。
とんでもない秘策の詰まった、
これまでとは全く違う白になっている。
セラミックホワイトが玉子に見える照明下で、
青白く光る様子はまるでオーラの様だった。
発売を期待しよう。
是非現物を見て早く出せと意見して欲しい。
その鮮鋭的なカラーを与えられ、
まさに野望の塊が鎮座しているのだ。
高価格帯でSUBARUらしいZEVを、
この時代の変換機にジャンジャン売れば、
高出力な「真のSTI」をまた蘇らせる糊代が生まれる。
今はカフェで青息吐息でも、
そこから捲土重来が可能になるのだ。
そのために何を据えるのか?
平岡社長の解は明快だった。
四輪駆動のマネジメントはスバル無しでは成し遂げられなかった。
その知見をさらにアピールするために、
ソルテラの登場とE-RAプロジェクトを並行して進めるのが、
今回の真の目的だと顔つき見て読み取った。
BRZとは違い、
充電のためのフラップを二つ持つ。
まだ当分明らかにできないが、
快適なEVを遂にSUBARUはリリースする。
創業以来の一つの念願が、
長い時間をかけて実ろうとしている。
STIによる今後のEV戦略は、
避けて通れない道なのだ。
なぜかって?
これほどのシステムを構築し、
無駄にするほど馬鹿な事は無い。
独自の道を歩むからだ。
先を読む戦略を構築している。
STIは永久に不滅だ。
地に足の着いたブースがあった。
最初は何のことはつかめなかったが、
三栄書房の発行するムック本だと知り合点がいった。
カメラマンのゆっきーがエディターとして活躍したのが、
たしかスバルスタイルだったよね。
直ぐに声を掛けてくださった。
是非一度遊びに来て欲しい。
頭のいい奴ほど、
実は馬鹿になり切れる。
その馬鹿さ加減が嬉しくなるね。
この精神はスバルの元祖に通じるね。
金にモノを言わせるのではなく、
これぞスバリストの鏡だな。
このアウトバック、
大いに気に入った。
by b-faction
| 2022-01-15 22:00
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