
まるでお蕎麦だ 。
全粒粉を使うとこうなるらしい。
何とも言えない良い味だ。
こんな珍しい饂飩があるなんて、
買ってきてよかった。
改めて大鹿村の奥の深さを知った。
これを食べた翌朝、
思いがけない小包が届いた。
差出人に覚えがある。

えっ?

夢かしら。

夢じゃない。
それに読みたかった二つの本まで入っていた。
丁寧なお便りが添えてあり、
点と点が線で一気につながった。
平川さん、
ありがとうございます。
お心遣いに深く感謝申し上げます。

あの頃の小関高岡のコンビは、
富士重工の歴史の中で最も有名な人物だ。
今なら世界のトシや仙人タツミに相当する出自だ。
けれども、
あの二人には文化人の背景もあり、
テレビドラマに出演したりするほど、
スバルの枠からはみ出していた。
高岡さんは、
まだ元気でご活躍らしい。
その頃に少しだけ今の世界を予見したとするならば、
トヨタとのアライアンスだろう。
小関さんはトヨタの副社長ともパイプがあった。
今はその頃とは全く違う、
徹底的に強固でオフィシャルなパイプでつながっている。

その成果がここにも出ている。
地味なメーターに見えるが、

なかなか良くできた中身を持つ。

FR-CVTを搭載したグランドキャブが、
遂に届いたのだ。

バンのインパネシフトとは異なり、
床から生えたオーソドックスなセレクトレバー。

スタータースイッチは、
トヨタ式の左側で始動操作を左側に集約させている。
慣れると便利だ。
この味は冒頭の饂飩だ。

この饂飩のように美味しいクルマになった。

さらに言えば、
バンも凄い。
お客様に販売した第一号車が届いた。
驚いたよ。
その充実した内容に。

まさにサンバー中のサンバーに蘇った。
こちらの詳細は、
またいずれ。
今日はサンバートラックの動画を楽しんで欲しい。