最も安普請で大嫌いだったスバル車
2022年 06月 17日
犬ゲレンデを作り、綺麗に砂利を敷いたばかりの玄関先に、吸殻が捨てられていた。
不愉快極まりない。
誰が捨てたのか見たわけでは無い。
次に郵便受けを見ると、
その中にドサッと何かが入っていた。
頼んだ覚えは無いが・・・・。
勝手に届くわけでもないはずだ。いまだに黒電話を使うからかもしれない。
今の時代でも、電話帳が欲しい人も居るだろう。
しかし、行儀の悪いポイ捨てを見てから、無造作に配られたタウンページを見たので、不愉快さが倍増した。
SUBARUにもこうした不愉快さを連想させるクルマがあった。
日産自動車と提携した時代は、その提携の条項の中に、受託生産でSUBARUを助ける代わりに、リッターカー以下しか生産しない件があった。
なので日産から天下りした社長は、SUBARUのリッターカーを世の中に出した。
前評判だけは凄かった。
日刊自動車新聞に情報がリークされ、7人乗りリッターカーだの、4WDHBリッターカーだの、嬉しくなるような見出しが躍った。
蓋を開けたら得意の「拡幅」で、レックス5の再来を思わせる不躾なハッチバックだった。
先行した7人乗りは、それにも増して酷かった。
拡幅無しでケツと顎だけ出した、とてもじゃ無いが見るに堪えない醜悪なクルマで、さらにひどい名前が駄作感に火を注いだ。
なんでこんなにヘンテコな名前なんだぁ~?
ドで始まることがそもそも音痴で、ゴで終わる何とも酷いネーミング。
当時は口が裂けても言えない状況だったが、軽をストレッチした七人乗りは、ドミンゴと名付けられた。
それを聞いただけで、実は随分売る気を削がれた。
つい昨日の事のように思い出した。
輸出用のサンバー排気量アップバージョンが、国内にも出ると言う噂はその前から聞いていた。
まさか、それを厚顔無恥に新型車として出すとは、夢にも思わなかった。
「レオーネレックスサンバーの名古屋スバル」
当時のキャッチフレーズが物語ったように、SUBARUには、大手と満足に戦える程、まだ駒が揃って無かった。
そこにドミンゴじゃねぇ。如何にも音感が悪い。
糞みたいな名前だ。
エクシーガが出るまで随分かかったな。
煙草の吸殻から、不愉快な思い出が現れた。
そんな冬の時代を経て、今のスバルがある訳だ。
日産天下りの後を継いだ田島社長は、自動車ヒョウロンカのリッターカーに対する酷評を聞き、社長として打てる手を素早く打った。
歴史に残る社長として、もっとクローズアップされてしかるべきだ。
今日はこれまで。
それにしても、
FFのエクシーガって、
本当に気持ち良く走るんだ。

改めて見直したよ。
毎日の活動やスバルについてご紹介します
by b-faction
カレンダー
S |
M |
T |
W |
T |
F |
S |
|
|
|
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|