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二兎を追う

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ちゃんとしろ!

何を?

とにかくちゃんとしろ。

使い易くするためには、
必要なものを必要な分だけサッと取り出せる位置に確保する。

サッと取り出せる順序も大事で、
動線を考えて工夫を凝らす。

その前提になるのが、
整理整頓清掃だ。

そしてスキルアップの素材を大切にする。
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一連の歴史を知ることも重要だ。

その目の前にある物だけでなく、

何がどう繋がって、
なぜそれを大切にするのか熟知しなければならない。

そして、
それが決まったら、
みんなで大切にする。

定期的に洗って拭いて乾かす。

命の灯火が輝くように、
なるべく自分の力で動けるように心を込めて手入れする。


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魂とはそんなものじゃないのかな。


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順番に綺麗に洗って、
掃除を終えたSTIギャラリーに戻す。

その養生をする場所が、
冒頭に紹介した匠の仕事場だ。

特別じゃなくて良い。

必要なものが必要なだけ揃っていて、
それを皆で大事にする。


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施設が輝けばクルマも輝く。
ちょっとした気付きが、
クルマの選択を決める。

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このクルマもそんな一台だ。

SUBARUの作る後輪駆動車には、
ちゃんと生まれ出る理由があった。

それを紐解いたのはトヨタの実力だが、
決して二兎を追いかけたわけでは無い。

二兎を追うものは一兎も得ずの諺通り、
水平対向エンジンの究極を目指した実例なのだ。

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岡崎の加藤さんに戴いた、
ステキな逸品を、
最高の状態に冷やして封切った。

この名前が実に興味をそそる。


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火を入れた純米大吟醸の一兎を、
トコトン追い詰めた酒だ。

この酒蔵が二兎と括るのは、
相当な確信犯であるからだ。

久しぶりに感動させられた。

書かれた通りの味のストーリーなのだが、
大吟醸とは思えぬ旨味と翳りのコントラストを持つ。

少し味の変化を楽しもう。

加藤さん、
ありがとうございます。


世の中に実体の解らない巨大組織が増えすぎた。


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そんな下で、
日本酒は小さい組織が良いと思わせる好例だ。

二兎を追うものは一兎も得ず。
輸入された諺なんだね。

それに淘汰され、
廃れた諺は「虻蜂取らず」だ。
落語にはまだ出てきそうだね。

やっぱり二兎は追わない方が良い。
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だから、
クルマを熟成させると、
本当の味が美味しく滲み出る。


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その好例だ。

定期整備が終わった。

憂いも込めた今日の動画、
ご覧いただこう。


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by b-faction | 2022-07-07 22:00 | Comments(0)

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