
京都の落合さんに戴いた、
珍しい2個の缶詰のうち、
ホタルイカを封切った。
見るからにハイクオリティだ。

これは美しい。
濁りの無い澄んだ最高の味付けだ。
とても美味しくいただきました。
もう一缶も楽しみです。
落合さん、
ありがとうございます。

これには日本酒が一番だ。
京都の福島さんに戴いた、
生原酒を温存していたので、
このチャンスに味わった。
味に深みが増していた。
最高のコンビネーションだ。
福島さん、
ありがとうございます。
最近は物騒なことが多い。
道路を走っていて、
時々気になることを注視する。
少し変わったタンクローリーが、
眼の前に現れた。

よく見る型だけど、
これも変形のトラス構造に見える。
危険物の表示がある。

その中身はプロピレンオキサイドだ。
沢山の化学製品に使われる重要な化学原料だ。
ペットボトルなど、
これから出来ていると思えばよい。
ただし、
燃料としての側面もある。
かつては自動車レースに使用され、
余りに危険なため禁止された歴史を持つ。
何しろ沸点は摂氏34度で、
引火点はマイナス摂氏37度と強烈だ。
その特性を生かして、
かつては燃料気化爆弾の原料とされた。
最近では専用爆薬を開発し、
サーモバリック爆弾とも呼ばれるが、
プロピレンオキサイドは紛れもない原料だ。
その破壊力は自由空間蒸気雲爆発によってもたらされ、
核兵器に並ぶ非人道的な殺人兵器だ。
爆薬だと一瞬の破壊力だが、
自由空間蒸気雲爆発は長い間続く全方位からの破壊力が特徴で、
人体への殺傷能力も計り知れない。
物騒な世の中なので、
こういった化学薬品の輸送も、
これまで以上に慎重な体制を組む必要があるだろう。

最近は偵察車両も小型化した。
あの仰々しかったSUBARU「XV」から、

スズキ「アルト」に置き換わっている。
ダウンサイジングがますます進み、
情報収集がきめ細やかになるのだろう。
前方にこじゃれたオープンカーが現れた。

コペンだと思ったが、
どうも様子が異なる。
オーナメントに角が生え、
GRのブランドも添えられていた。
モーターショーで初めてGRブランドのコペンが登場した時、
とても面白そうだったのでトヨタブースを覗いていたら、
そこでばったりSTIの平岡社長と出くわしたことがある。
同じような事を考えていたんだ。
けれども、
トヨタの真剣なGRブランド戦略も、
中々思うように進まない所が、
超大企業の舵取りが如何に難しいかを物語る。
この黄色いクルマの正体は不明だが、
クルマから臭う雰囲気が、
何となく「それ」を感じさせた。
トヨタのブランド再構築が激烈に進む中、
愛知トヨタの田中さんが遊びに来てくれた。

颯爽とGRの戦闘服姿で現れ、
GR86とBRZの雨中比較走行を紐解いた。

おんなじ色で、
おんなじフォルムだが、
クルマはやはり別ものだ。
トヨタもGRをレクサスのようにするのが理想だと思うが、

その戦略はSUBARUとSTIのような訳には、
なかなかいかないのかもしれないな。
それはともかく、
この二台を改めて見比べると、
お互いの味を正面から誇張する、
素晴しい関係になったね。

どちらが良いとか悪いとか、
どちらが優れるとか劣ると言った、
低レベルな開発ではない。

ベースは同じでも料理が異なる。
まだ肌寒い季節だったので、

焚火の炎が心地よかった。

窓から見る真赤なスポーツカーは、
底知れぬ存在感を漂わせていた。

このパン屋も以前に比べ驚くほど変わった。
お洒落になったね。
ウイルス禍の中、
並べ方も気が利いている。

調度品の一つ一つに、
重みと味が滲んでいた。

パンの味も良かった。

熟成した旨味を、
クルマと共に二人で分け合った。
田中さん、
楽しいひと時をありがとうございました。

またこの店でコーヒー飲みましょう。
晴れた日に、
また是非遊びに来てください。
クルマを走らせる行為は、
本当に楽しい。
それでは、
また明日。