大活躍のドンファンと夕食を共にした。
たまには揚げ物を犬酒場で食べよう。
「良いじゃないか」と答えたので、
まず小島さんに戴いたチーズの天婦羅を作った。
餃子の皮で巻くとチーズが崩れない。
それに香ばしさの相乗効果も期待できそうだ。

これは旨い。
スターターに最適だった。
小島さんありがとうございます。
ワインより一足先になりましたが、
とても美味しくいただきました。
次は下関に住む大学の同窓生、
佐々木君から届いた鯨を揚げた。

カラダを目いっぱい動かした後は、
揚げ物とビールが恋しくてたまらない。
この竜田揚げの味は、

想像以上に甘美だった。
まず浸けダレが美味い。
もう揚げるだけに下処理された鯨肉は、
柔らかくて香りがよく最高の味だった。
中途半端な焼き肉など、
簡単に蹴散らしてしまいそうだ。
佐々木君、
ありがとうございます。
そして野菜の天婦羅に移った。
事前にドンファンに好みの野菜を聞くと、

「サツマイモ」と即答が返った。
全く異論はない。
「それに茄子」
これも異論がない。
後はカボチャが欲しいね。
すると、
カボチャだけでなく、
思わぬたんぱく質も飛び込んできた。
陸斗の大好物だ。

サツマイモの上に着地したまま、
縋り付くように昇天してしまった。
まあ、仕方がない。
決して体に悪い虫ではない。
昔から昆虫食が盛んな地域なので、
蠅やゴキブリは嫌だけど、
コガネムシならどうと言うことは無い。

綺麗に揚がったので、
食ってみようかとも思ったが、
隣に陸斗が居て、
コガネムシをじーっと見てた。
それだけを注意して外した。
さすがにドンファンに食べさせては失礼なので、
衣の付いたサツマイモの天ぷらはキレイに飼い主が平らげた。
その前にコガネムシの素揚げを、

綺麗にテプラから剝がした。
そして食卓にあったモノではないと意識させ、
陸斗君に食べたいか聞いてみた。
植物油が犬のカラダに良くないことは承知している。
油分をちょっとぬぐってから、

食べるか?と聞いた。
食べると言うので与えたら、
むしゃむしゃ食べて、
しばらくしたら水を飲みに行った。
これくらいの脂なら、
訳なく排泄するはずだ。
たぶん、
次からは喰わないだろう。
犬には基本的にドッグフードと、
犬用のおやつしか与えない。
一緒に食事はするけど、
食卓にあるものは一切食べさせない。
この夜は、
天つゆに執着してた。
しつこいほど舐めようとしたので、
我慢させるのに少し苦労した。
液体を見ると、
ワインを思い出す呑み助なのかな。
赤ワインを飲みたがる。
飲ませないけどね。
とにかく熟した果実が好きでたまらないようだ。
そろそろ柿の実の生理落下が始まった。
早速、
それを見つけて咥えてきたが、
食べるのにはまだ早い。
昨年食べた完熟柿の味を、
本能的に覚えたんだろう。
何でもおいしそうに食べるので、
御飯を与えるのが楽しいね。
本能的に美味しいクルマを感じる時がある。
しかも良心的な値段が付いていて、
味見したら凄く美味しかった、
なんてことになると、
どうしてもお客様に薦めたくなる。
動画の冒頭で話してるけど、
テンロクのXVは本当にお勧めだ。
これは熟柿では無く、
サツマイモの天婦羅だ。
同じ良心的なSUVでも、
テンロクのXVと対極に位置するのが、
このフォレスターだ。
車両価格は実に良心的な値付けだ。
トップグレードで税別327万円だもの。
新たに加わったSTIスポーツは、
サンルーフも選べないのに341万円なので、
価格差は14万円高だ。
こっちの方がお得感が高いね。
それにナパレザーの追加料金が安い。
レザー代が12万円だ。
お得でしょ。
その上、
この品質感の高い深緑色のペイントを、
追加料金を戴かずに塗る工夫をしている。
大手メーカーがこぞって普通の色を、
特化したように見せて、
有料化を進める中で、
SUBARUは実に良心的で、
しかも堅実な塗装色戦略を守っている。
これには一票投じたいね。