設楽町の山田さんは、
トマト農園を営んでいらっしゃる。
愛機はSUBARUのR1だ。
メンテナンスに来られた際に、
採れたばかりのトマトを戴いた。
何という美しさだろう。
ヘタもポロリと簡単に取れた。
何も付けずに「ガブリ」
美味しかった。
トマトの自然な味が迸った。
山田さん、
ありがとうございます。
とても美味しくいただきました。
真赤なトマトのようなインマニが特徴的な、
SVXの作業が順調に進む。
エンジン回りはほぼ完成し、
次は燃料系統のリフレッシュ整備が始まる。
長く眠っていたので、
充分な下準備が欠かせない。
隣にもう一台整備を待つクルマが居る。
今のオーナーに丁寧に愛され、
ステキな女優に仕立てられた。
すっかりオードリー・ヘプバーンの雰囲気じゃないか。
現在、
ネガ潰しの作業中で、
預かっている間に、
ドアアクチェーターにも不具合が出た。
もう新品は無いので、
分解して修理を終えた。
スタータースイッチを交換したら、
高速テストに出かける。
忙しさは留まるところを知らないが、
売上は芳しくない。
要するに新車も売れないし、
整備に時間がかかる案件が増え、
足元の売上がおぼつかないのだ。
まあ、
夏枯れと言えばそれまでなんだけど、
嫌な雰囲気が漂うなぁ。
そんな心配を蹴散らすように、
岡山の浦山さんから素晴らしいお心遣いが届いた。
物凄く大きい桃で、
とてつもない愛情が注がれた作品だ。
すべすべなパールホワイトの肌は、
まるで赤ちゃんの肌のようだ。
浦山さん、
いつも本当に、
ありがとうございます。
食べるのが楽しみです。
きっと疲れが吹っ飛びます。
そんな「桃」のようなクルマを、
今朝、
全員で心を込めて磨いた。
社員は順番に夏休みを分散して取っているので、
戦力はいつもの60%だけど、
元気良く綺麗に磨き終え、
撮影の準備が整った。
いわゆる、
最後のSTIなのだ。
平成7年から、
じわりじわりとコンプリート製作力を発揮し始めた。
久世さんがその陣頭指揮を執った。
クイックパワステや、
DCCDをスバルに先んじて搭載し、
あくまでもメーカーのラインで生産する。
マニュアルシフトの凄いクルマだ。
その流れを汲む、
最後の逸品を紹介したい。
あくまでも、
今の時点で最後なだけで、
終わるとは思って無い。
なので、
誤解の無いようお願いしたい。