この花は何だろう。
気になるので残した。
先週の水曜日に、ドッグランの外側にある草むらも手入れした。
最初にラビットモアで草を刈った時、その中央で剪定枝などを燃やした跡に、二年かけて様々な植物が自生した。
ほったらかしの頃は、完全なサンクチュアリだったので、ヒトには不快でも植物や昆虫など、生態系にとっては都合がよかったはずだ。
犬ゲレンデを構築する上では、
草刈は必須なので、
どうしても自然発芽した植物を刈り取らざるを得ない。
なので、
偶然できたこの環境を、
一か所だけ残そうと考えた。

けれども知らないだけで、
自然発芽したものの中には、
力学的に生態系を狂わせるものもある。
なので、
綺麗な花に毒があるようなら、
此処も真っ平にして管理強化だ。
最近は帰化植物も多く油断できない。
同じように油断できない奴が居る。
日増しに経験を積み、
体力が付き、
怖いものが無くなってきた。
獰猛で手に負えないような、
危険なシェパードに育てたつもりは無い。
が、
人によっては見ただけで恐怖感に苛まれる。
なのでフェンスを張ることにした。
結局、
最近の力学的傾向を鑑みると、
これは大正解だった。
ほんの一か月前まで、
ノーリードでも平気でボール投げを楽しめた。
ところが今月になると、
絶妙な間合いを取るようになった。
つまり、
もっとやりたいときに、
飼い主の様子を察して、
絶妙の間合いを取る。
来いと言っても来なくなる難しい年頃は、
子育てした人ならすぐ分かるはずだ(笑)。
まあ、
晩熟のシェパードも、
そんな年頃になった訳だ。
朝の出勤時など、
一分一秒が惜しい時に、
タイムロスは避けたい。
なので決断のタイミングが遅れたら、
とても面倒な事になるところだった。
コントロールしやすい環境を創造し、
力学的に優位に立つべきと考え行動を加速した。
まあ簡単に言えば、
時折脱走するので、
とっ捕まえるのに手がかかる。
どこか遠くへ逃げるのではなく、
適当に間合いを置いて飼い主をおちょくる。
ただし間抜けな所も多く、
今朝は走り回っているうちに便意を催した。
いつもの排便のタイミングを迎え、
思わずしゃがんで力み始めたところで「御用」だ。(笑)
ウンチを片付けた後で、
もう一回遊んでやったけどね。

水曜はおやすみだから、
一緒にたっぷりカラダを動かした。
ただ、
この飼い主も疲れがピークに達していて、
もう体中が軋むので寝坊した。
鳴きもせずじっと待つ陸斗を、
8:15にハウスから出した。
右腕の調子が悪く、
ボールが遠くまで飛ばない。
陸斗は「なんやそれ!」と言わんばかりに、
呆れた顔で眺める。
結局いつもの倍くらい、
全力疾走を繰り返させたので、
過保護の陸斗はへとへとになった。
犬酒場に入る前にプールに入れ、
カラダを簡単に拭いて8:48に朝ご飯。
今日はカーマに行くぞと言うと、
急に聞きわけが良くなった。
言葉の理解力に時々ドキッとする。
左側を拭いたら、
自ら降りてカラダを左右に入れ替えた。
じっとこっちを見て、
何か言いたそうだ。
抱き寄せると素直に従う。
反対側を拭いた。
それが上の写真だ。
そのまま陸斗号でドライブすると思ったらしい。
ハウスに連れていくと、
思わぬ抵抗にあった。
「今日はね、
そんなに簡単に出かけられないんだ」

ここにあったプールの汚れた水を抜き、
綺麗に洗って干した。

マキタのエアダスターのおかげで、
いとも簡単に空気が抜け水を流せた。
ここで激しく雨が降り始めた。
気が付いたら、
栗の生理落下が始まっていた。

実り過ぎた時に、
自ら実を落として痩せない様に調整する、
植物に備わった機能だ。

この調子だと、
今年もデカい栗が沢山落ちるだろう。

栗の横にはビワの樹もある。

緑が眩しいけれど、
この上には「ある問題」が巣食ってる。
ドッグランのフェンス設置も、
最終段階に入り最後の接続部分を残すだけになった。

ここでその問題の証拠が滲み出た。
支柱を立てようとして、
コンクリート製の簡易基礎を埋めたが、
異常に水分量が多く固定できない。
山側に掘った側溝の上に、
良く見るとこれまで無かった穴が出来ていた。
そこから清水が湧き出ているじゃないか。

元々この辺りは水はけが悪く、
ずぼずぼの場所だったが、
一か所水源があるだけで、
こんなところから水が流れ出てはいなかった。
2カ月ほど前に、
湿地帯になっていた場所に作った水路は、

確かに水はけに良い効果が出たけど、
このサンクチュアリを壊したくない。
ここにはアカハライモリが棲むことを確認した。
サワガニもいる。
トノサマガエルもうじゃうじゃだ。
出来るだけ環境を保護したい。
そこで傾斜と深さを見直すために、
今よりも掘り足すことにした。
写真の上流に向かって、
下の方から掘り足す。

この水路に繋がる所から、
上に向かって掘り直す。

これまでの形を壊さないように、
そっと鍬を入れた。

この辺りはコメリで買ったの芝を張ったが、
半分以上が枯れた不良品だったので、
まだら模様になっている。

細かい草をとり目土を入れるつもりだった。
徐々にランナーが走って緑が増えてきたので、
手入れ次第で広がるかもしれない。

掘り出した土を、
なるべく溝に戻したくない。
そこで犬ゲレンデ側に傾斜考え塗り付けた。

掘り出してすぐだった。
何となく水に異変を感じた。
よく見たら、
山側の土に一か所穴が開き、
綺麗な清水がどっと流れ出た。
上の写真の真ん中あたりに写っている。
土の中の水分量が多すぎる。

たまった水が流れで、
土が押し流され泥流になった。
まるで土石流のミニチュアだ。

泥と化した土を擦り付けながら始点に向かうと、
フェンスの外には帯が出来た。

すぐ植物に覆われるだろう。
と思ったら、
この辺りまで来ると、
地層の間から水が滴り出てる。

その上では大きな針葉樹が一本、
根こ削ぎひっくり返っていた。
ここまでの状況を見た上で、
太陽電池の持ち主に連絡を入れた。
現状を見てもらうと、
関連性が薄い様な事を仰るので、
立ち会ってもらって発電施設の敷地内に入る。

防草シートを張り巡らせただけで、
一本たりとも排水路の施設は無く、
雨水は勝手気ままに流れ落ちる状態だ。

この水が流れ落ちた痕跡を見て、
さすがに申し訳ないと仰った。
この場所が湿地になった理由は、
やはり此処に在ったと推定できる。

早く手当てして良かった。
8月1日に目土を入れた直後に比べ、

随分緑の部分が増えたようだ。
このあと半月ぶりに目土を入れたけど、

沢山用意したつもりの砂が、
3分の一程度入れただけで底を尽いた。
また来週の課題だな。
ここまでやって、
陸斗との約束を果たした。
既に午後3時にご飯を食べさせ、
陸斗号の中で待機中だ。
着替えた頃には夕方の5時近くになっていた。
カーマに着く前に、
すこしはなれたところで降ろして散歩しながらお店に向かった。

この嬉しそうな顔を見て欲しい。
カーマが大好きなんだ。
でも、
今回の目的は脱走防止アイテムの下見だからね。

けけけけ!
コイツは齧れないぞ。
そして犬酒場で宴会するための材料を調達し、

酒のマリネと、
イタリア風の魚介鍋を堪能した。

新鮮そうな魚介類が安かったので、
海老とホタテにスルメイカを根菜と一緒に煮た。

マスターは豚足に舌鼓を打つと、
一番落ち着く席に陣取った。
天井は低い方が良いらしい。
楽しい一日だった。

相模原市から常田さんが愛機R2のメンテに来訪された。
イベントの日程が短期間で申し訳ありません。
ステキなお土産をありがとうございます。

社員には特別なハーバーを戴いた。

これは面白いコラボ商品だ。

そして話題の酒蔵から、
生酒と塩こうじを届けて下さった。
どんな味なのか興味深い。
色々試してみよう。
常田さん、
ありがとうございます。
荒れた天気で始まった木曜日、
疲れは抜けたけど、
やる事は相変わらず山積みだ。
明日も元気よく掃除で始めよう。
それでは、
また明日。