
マフラー交換だけで、
こんなに走りが良くなるとは思わなかった。
さすがにSTIが渾身の力で開発しただけの事はある。
昨日は休日だったが、
普段より全て一時間前に倒して活動した。
雑用が重なるからだ。

まず起きて検温すると体温が低すぎた。
前の夜、
出張に万全を期すため、
早めに布団に入った。
起き抜けなので低いのか、
老化が進んだのか不明だが、
陸斗を全力疾走させる前にヨガのポーズで血流を上げ、
まだ暗い犬ゲレンデに飛び出した。
真っ暗なのでヘッドライトも使い、
10分間全力疾走を繰り返させるうちに、
空が明るくなってきた。
「ようよう白くなりゆく山際、
少しあかりて・・・」のフレーズが思わず浮かんだ。
春じゃないけど、
清少納言の言葉は響くね。

陸斗にご飯食べさせてシャワーを浴びたら、
早速検査キットで証拠を残す。
ラインは一本、
従って陰性。
自己検査はバッチリだった。
そして東に向かった。

快音に痺れながらいつものPAで小休止。
都内走行を考えると、
距離は三分の二を消化したけど、
ここが中間地点にあたる。

薄曇りの光の中で、
最高に艶やかだったね。
スポーツセダンとして理想のスタイルだ。
スタイルに理論が融合しているので、
尚更知的で好ましい。

燃費はリッター当たり12キロを少し割ったが、
走りの内容を考えると満足のいく数値だった。
結局ラジオやジョンスマの装着は諦め、
スマートフォンとモバイルスピーカーで代用したが、
これってなかなか良いじゃないか。
簡単に取り付けられるし、
価格も安い。

そんな訳で、
先週に比べるとあっけないほど簡単に東京に着いてしまった。
お台場の観覧車が分解されている。
もしかしたら、
作り直してるのかもしれないが、
何がどうなってるのかよく解らない。
何となく、
辺り一帯に活気が全くなかった。
グランドニッコー台場と言う名のホテルについて、

お昼ご飯をご馳走になった。
凄く上質なお弁当だけど、
基本的に中華は少し苦手なので、

半分くらい残してしまった。
一番おいしかったのが右下のエビチリで、
あとは左下のお肉を一枚食べた。
左上のお皿の料理は、
卑く色のハムのようなものを一枚食べたけど、
それが何かは良く解らなかった。
向かいの席に座られた足立社長は、
セールス研修を共に受けた中なので、
思わず話が弾んでしまい料理に夢中になる間などなかった。
スバルビジネスミーティングは、
本来なら毎年開かれるべきだが、
前社長の吉永さんは好ましくないと感じたのだろう。
久しく封印されていたが、
ここにきて再開されたことに重要な意味があり、
大切な節目になったと感じた。

広島にある幸誠スバルの木村社長と、
久しぶりに再会して話が弾むと、
「ご挨拶させてください」と若々しい声が聞こえた。

そこに居たのは京都にある福知山スバルの伊藤専務だった。
お父さんに代わって参加され初めてお目にかかったが、
将来有望な好青年だった。
きっと新型クロストレックを山ほど売るに違いない。
頑張ってね。
声を掛けていただきありがとうございます。
予定通り会議が進み、
来月発表になる新型車も、
この目でしっかり見届けて帰路に就いた。

帰りの方が走行条件が悪いはずだが、
燃費はずっと安定していて、
予想以上の結果を残した。
帰ってきたら、
陸斗が首を長くして待っていた。
だから運動不足には、
絶対にならないね(笑)
結局、
全て最後に帳尻が合い、
計画通りに一日が終わった。
やればできる。
ところで、
二か月ほど前に、
飛騨牛の骨を陸斗に与えたことを覚えているだろうか。
全部与えたけど、
関節の丸い部分は、
さすがに大きすぎて噛めない様だった。
それは取り上げて処分したけど、
後はほぼ全て陸斗の欲望を満たす一助となった。
この残骸は、
ちょっと危ない感じ良い。
暫く噛ませたこの骨は、
アクリル塗装してオブジェにしてる。
何しろ齧って舐めての繰り返しで、
真っ白になっちゃったからね。
余り与えすぎると便秘しそうなので、
暫く控えてきたけれども、
そろそろ味わわせてやりたくなった。
今日のお昼ご飯の後、
ハウスをそっと覗くと、
わずかに残ってたマウスくらいの骨を、
無心になって齧っていた。

そこで今日から売り出しが始まる、
クマチクさんに電話を掛けた。
すると、
丁度一本生きのいい骨があったんだ。
閉店間際に滑り込んだ。
そして骨だけじゃ悪いので、

飼い主にも今日の目玉商品を購入した。
こうして地産の飛騨牛の肉と骨を手に入れたので、

またツヤツヤの陸斗に会って頂けるはずだ。
さあ、
ご褒美だぞ。
冷凍してまた2カ月ぐらい楽しませよう。
それでは、
快音を奏でるシェパードのような高性能車を、
動画で楽しんで欲しい。
それでは、
また明日。