
コメットが輝く、
二代目WRXが遂に完成した。

ピカピカに磨き上げ、

全ての作業が滞りなく完了した。
ここまでに掛けた時間は計り知れないが、

安心して高速道路を飛ばす機能を取り戻した。

赤キャリパーと鍛造ホイールが、
WRC優勝記念車の証だ。

5速マニュアルシフトは絶滅寸前だが、
こうして残るクルマも多い。
大事に維持したいものだ。

走行距離を感じさせないレベルに蘇らせた。

イエローの刺繡は霞んでしまったけど、
この勲章の意味は大きい。

後席は驚くほど爽やかで、
ほとんど乗ることは無かったのかもしれない。

次の主が現れるのを、
ジックリと待とう。
可愛がる胆力の有るオーナーに恵まれると良いね。
群馬の小野里さんが、

1000km点検に来訪された。
ステキなお土産を戴いた。
美味しそうな煎餅だ。

皆で楽しませて頂きます。
小野里さん、
ありがとうございます。
今季初めて草を刈った。

ガソリンの要らないスバルの名機だ。

プロ向けに造られただけあり、
実に頑強で信頼性は高い。

もう15年くらい使っているが、
当社の周囲で使うだけなので一度も故障したことは無い。
ただし、
導入直後にリチウムバッテリーがハングアップしたことがあった。
混合燃料を作る必要もないし、
勿論ガソリンさえ要らぬので、
好きなとき思い立ったらすぐ使えて便利だ。
ただし重い。
久しぶりに使ったが、いきなり電池をつけて15分ほど使えた。
朝礼でちょっと刈るなら、
満充電放置半年以上であることを考えると、
ちょうど良い塩梅の残量だった。
それで空になった電池を充電しようとして、
ある事に気が付いた。
充電器に刺しっぱなしでサブ電池が保管されていた。
誰かが気を利かせて充電後の電池を収納箱に入れてくれたのだが、
スライドさせて外さなかったので固着したようだ。
それにしても、
固くて外れないので工房に持ち込み、
北原部長と力を合わせて取り外した。

すると、
電池のお腹が膨満し圧着させていたことが露見した。

ここで北原部長は、
「破裂するかもしれない」と逃げ腰になったが、
そこはかつてのスバルが開発したものだから鷹揚に構えている。
決して充電はしないけどね。
この電池技術も「選択と集中」の一環として、
マキタにすべて売却された。

26Vが今や40Vとなり、
その製品群の広がりは留まるところを知らない。
スバルで持っているより、
遥かに幸せな成長を遂げた。

それと同時に、
スバルの開発力がいかに優れていたのかも良く解る。
基幹部分のほとんどを変える事無く、
性能がどんどん向上し小型軽量化が進んだ。

大丈夫なバッテリーと並べると、
中で何が起きたのか興味深い。
片峰さんに差し上げようかな。

大丈夫なバッテリーを充電し、
次の作業に備える。
もう一つ新品の電池を見つけたけど、
15年間使わなかったものが、
例え未使用でも現在どうなのか興味が尽きない。

夕方からかわら版の詰め込みに終始し、
何とか郵便局の締め切りに間に合った。

久しぶりに五代目インプレッサのステアリングを握った。
スバルグローバルプラットフォームと、
ボディコンの妙技は、
オーナーを飽きさせない。
改めて実感できた。
明日は陸斗の誕生日だ。
満二歳になるのでドッグケーキで祝いたい。
主たちはクマチクさんにお願いした、
飛騨牛ケーキで祝おう。
それでは、
また明日。
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