過渡期のフォレスターからインプレッサを振り返る
2023年 05月 30日
今度の抽選に使うカップヌードルプロを探したが、
そんなものはどこにも見当たらない。
で、
カップヌードルを見ると、
普通のサイズとBIGで、
30円ぐらいしか差がないじゃないか。
ご飯食べさせてから、
ひっくり返さずにじっくりと焼く。
テーブル舐めまわすついでに、
叱られたのでテーブルの下に避難。
良い色になって来た。
良い焼き上がりになった所で、
最初のザパさん顔が個性的で、
可愛いクルマなので、
ポリマーコートを担当し、
トライベッカに良く似た雰囲気の作り込みが分かる。
名古屋から出て成田で乗り継いだ。
コイツ付けてモーターショーの会場に乗り込む。
世界で唯一生産能力を増強できる場所、
それがサンベルトでシェアを増やす足枷になっていた。
現地の会議は有意義だった。
大宮君は容量が良い。
翌日モーターショーの会場に行くと、 役者は与えられたミッションを着実にこなした。
大役を担わされた西尾君は、
トランクがある上、
頼む!やってくれ!!
すかさず「ハイポーズ」
そして竹内さんがまとめていたSH型が誕生すると、 日本におけるそれまでのブランド価値と、
そう思った瞬間に食べたくなった。
もう一個パンを買ったのが失敗だったな。
カップヌードルBIGと、
モチモチパンの組みわせは、
強烈にお腹に響いた。
お腹壊したので、
いくら腹が減っても、
インスタントものだけの食生活は止める。
日曜日の事だった。
昨日は一日中雨だった。
家に帰ると陸斗が首を長くして待っていた。
降りしきる雨の中、
合羽に着替えて外に出すと、
急に雨が小降りになった。
不思議な犬だなぁ。
こういう事がしょっちゅうある。
ワンツーワンツーといつもの道を走って、
チャンと排便できたので犬酒場に戻ってカラダを拭いた。
あらかじめ起こしておいた炭火の上に、
買って来たばかりのトビウオを置いた。
七輪からはみ出すが、
ここからが腕の見せ所だ。
良い塩梅の火力なので、
陸斗、
気になって仕方がない。
父ちゃんの刺身醤油をペロリと舐めた。
アウト!
七輪の上で、
焼き網を自在に動かしながら、
まんべんなく火を通す。
魚の皮が焦げる匂いだけで、
ビールがガブガブ飲めるね。
パットに降ろして身をほぐす。
シシトウ焼いたりしながら、
陸斗に酒の相手させて、
しらないうちにまたウトウトしたら24時を過ぎちゃった。
嫌がる陸斗をハウスに入れて、
サッと風呂に入って眠りに着いた。
やっと雨が上がった。
五時半に起きると、
犬ゲレンデの水は捌け状態は悪くない。
15分ほど全力疾走させてストレスを発散させた。
そして出勤して5月の最終日が始まった。
ブルーベリー畑の堆肥置場を整えて、
朝礼を済ませた後、
昨日動画を撮影したインプレッサをクリーンアップ。
改めて綺麗に磨くと、
赤いインプレッサの持つ魅力が滲み出た。
トライベッカやR2to同じ匂いがする。
どれも不評だったが、
やっぱり飽きないデザインは個性が強い。
今見ても、
yはりこの顔の方が、
三代目インプレッサ「らしい」と思わないか。
皆の磨く手が軽やかだ。
ツヤツヤに仕上げた。
運転席に座ると、
この時代は軽自動車を作っていたので、
その影響から内装材のクオリティが低かった。
デザインが良くても高い素材が使えずプラスチッキーで、
随分惜しい事をしたと感じた。
逆にR2はその時できる条件下で、
目いっぱいの上質さを具現化したが、
その市場では逆に浮いた。
国内で求められる軽自動車と、
グローバルで稼げるクルマには、
期待値に対する上下の極端な差が生まれる。
思い出した。
ニューヨークへ行った時のことを。
待ち時間に、
あることを企んだ。
日本に先立ち米国でお披露目されたインプレッサを見たかった。
SUBARUにお願いして、
現地の生の情報をレクチャーして戴いた。
SOAの鎌上副社長から、
とても丁寧な説明を受け米国の事情が良く解った。
そして大きな人口増加が見込まれる国、
それがアメリカだった。
だが、
その当時はまだスバルのクルマが小さかった。
性能に対して正当な評価を受けられない。
米国で見ると、
日本では巨大に見えたトライベッカも小さく感じた。
鎌上さん、
その節は大変お世話になりました。
ありがとうございます。
まず重要なプログラムが幕を閉じた。
そして翌日のモーターショーに備え、
誰が鉢巻を巻くのか決める事になった。
事前の打ち合わせでは珍妙に振舞うが、
目立つ場所での役者にはならない。
くじやゲーム、じゃんけんなど、
何らかの方法で決めたはずだが、
その役割から逃れる事が出来た。
ターンテーブルの上でインプレッサが輝いていた。
思いもよらぬ人影少ないモーターショーは、
その直後に襲ったリーマンショックの前兆だったのかもしれない。
徐々にエンジンがかかって来て、
ラリー車の前ではかなり堂々とした振舞だった。
そして、
もう一つの「回るクルマ」に目が釘付けとなった。
ボンネットに穴まである。
こりゃ、
このクルマの前でポーズ決めるしかない。
解りましたと近づいたとたん、
僅かな聴衆に熱弁振るってた壇上の女性が鉢巻に気付いた。
アメリカ人は乗りが良いね。
日本人ではできない勘の良さだね。
良い記念になった。
このフォレスターは、
二代目インプレッサのワゴンに用意されたハイパワーモデルが、
急に勢いを失ったことから企画された。
次のインプレッサが誕生する迄の、
カンフル剤的な役割を担っていた。
台数は伸びなかったが、
意欲的な価格戦略と高性能な走りは、
リリーフの役割をしっかりこなした。
そして今も高い人気を誇っている。
スバルは全世界的にそれまでとは違った評価を受けるようになった。
海外に産まれつつある評価基準が、
徐々に大きく乖離していく。
そして今がある。
by b-faction
| 2023-05-30 22:00
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