
水曜日、
源八の最も凄いネタは、
驚くほどの牡蠣。
6時に居酒屋に入ることは滅多に無いので、
こうした限定の品を拝む機会は少ない。
躊躇わずに注文した。

真ん中のミルキーな部分を真っ先に食べた。
何という美味しさだろう。
言葉に言い尽くせない。

プリン体が多いので、
焼酎に切り替えた。
申し訳ないほど長い期間掛って飲んでいる。
実は火曜日の朝、
左足の親指に嫌な予感を感じた。
そう言えば、
フェブリクが切れて一月くらい経つ。
あわててクリニックに行き、
血液も採った。
なので、
何となく時限爆弾抱えた気分だ。
ボトル入れ替えて店を出て、
本当に久しぶりのカラオケを楽しんだ。

そして翌日の木曜日、
草刈りで見つけた桑の実を収穫した。

10分ほどで結構な量が採れたので、
会社に持ってきて食べた。
全部濃い色になった完熟実が激うまだ。
赤いのも歯ごたえがあって美味しいが、
いわゆる濃い紫色の完熟実が甘―イ。
こうした美味しいものを食べると、

舌が肥える。
数年前、
M5でニュルブルクリンクを走った。
その時は全員ドイツ人の中に一人混ぜてもらったが、
皆うまい味を理解するものばかりだった。
なので超絶に速いけど甘い美味しさが何か良く解った。
その電子制御サスに並ぶ味で、
特にコンフォートに惚れた。

そのサスペンションを電子的にチューニングする、
e-Tuneなる商品が発売された。
オートサロンで発表されたことを後で知ったほど興味のない商品だった。
更に柔らかくして、
更に硬くして、
戻すのにも金がかかる。
あほらしい。
改めてドノーマルのテンハチSTIを走らせて、
そのままだと何か不満が出るのか検証してみた。
興味のある人は動画を見て欲しい。
撮影を終えたら、
何となく冷たいものが食べたくなった。

セブンに寄って冷凍庫見ると、
何点かソフトクリームモドキが並んでた。
チョコツキを買って、
お品書きを読みながら、

一口食べてみた。
不味くはない。
こんなもんだ。
美味しいけどね。
でも、
二度と買わないな。
E-Tuneはそんな味だと思えばよい。

ダンパーそのものを更に根本的に見直し、
新しい制御にするなら「デカい牡蠣」の様に物凄く美味しいはずだ。
でも、
STIすら「そこまで」できない。
コンプリートと言っても、
数値的には一緒でホイールやシートでお茶を濁し、
完売したと胸をなでおろす。
簡単に喜ぶからね、
最近のお客様は。
だから3万円するのに飛びつくんだろうな。
もっと舌が肥える様に、
美味しいもの食べる事にお金使う方が良いね。
自然の中に美味しいものが隠れてるので、
もっとガソリン代に回して遠くまで行く方が賢明だな。
昨日はギリギリで陸斗に夜の運動を与える事が出来た。

体拭いてご飯になるところでラジオ英会話が始まった。
テーマ曲が掛かったら、
諦めの境地だね。

今日のテキストのグラマー&ボキャブラリーに、
「もう一段高いセッティングにしたら」
と言うセリフがあった。
正にドンピシャだ。
ジムのトレーニングマシンがイージー過ぎて、
もっとハードにしたいとやり方を聞いてるシーンだ。
もう一段上のスイッチを押せば、とアドバイスされ、
解った。ありがとう助かったよ。
何となく笑えた。
ホンモノの味は違うんだよね。

その後は犬酒場で七輪使って、
新鮮でお買い得な食材を炙った。

電子レンジじゃこうはいかない。
さて、
血液検査の結果が届いた。

嫌な予感は当たった。
三兄弟の二つが赤信号じゃないか。
毎日動画撮っておやつを食べてを繰り返した。

罰が当たる前に自制しよう。
アイスクリームは封印だ。
ところが、
それどころじゃなくなった。
今日の雨は朝から酷かった。
陸斗の排便が上手くいかず、
お昼まで持ち越した。
ところが雨脚は強まるばかり。
お昼に戻って先にご飯食べて、
雨脚の落ち着くのを待ったが、
一向に弱くなる気配はない。
それどころかスマホからアラートが鳴る。
とにかく外に出さないとご飯も食べさせられない。
出した途端に逃げ腰だ。
ホウホウの体で犬酒場に入り、
カラダをタオルで拭いた。
何となく水の音が大きい気がした。

裏口から犬ゲレンデを見て仰天した。
農業用水が流れる場所に、
前方から水が押し寄せている。
みるみるうちに溢れそうになったので、
元を辿った。

すると、
桑の実を採った所へ上部から水が落ちている。

太陽電池パネルを敷設した影響で、
水の逃げ場が低い所に集注した。
結果的に芝生は全て水に浸かって、
犬酒場のコンプリートのたたき迄、
あと二センチの所まで水が来た。
持ち主は施工業者が大丈夫と言うから排水路を作らなかったと言う。
今さら排水路を作るお金は出せないらしい。
「甘い言葉に吊られて、
後先考えず行動すると、
ろくなことにならないね」
どんなことにも言える格言だぞ。
地滑りしない事を祈ろう。
それではまた明日。