
横浜の新田さんに戴いた、
生のマスカットを使ったお菓子は、

何度食べても凄味を感じる。

コーティングによる鮮度維持も凄いが、
この品質の果実を必要なだけ揃える実力にも感心する。
いつも素敵な贈り物をありがとうございます。
新田さん、
とても美味しく戴きました。

納車式も順調に終わり、
横浜に向かって颯爽とスタートされた。
また1000km点検でお会いしましょう。
新たなBL5の感想を楽しみにしています。
中津川には愚直な老舗が多いが、
中島豆腐もその一つだ。
派手な事は一切せず、
味の実力と口コミ、
それにプロの調理師からの見立てにより、
その期待に応える特別な豆腐を作り続けてきた。

その中島豆腐が、
「ケ」の商品である豆腐を、
一気に「ハレ」の出立に引き上げるステキなステージを作った。
当社もクルマと言う日用品を「ケ」の世界で提供するが、
整備も含め「ハレ」の気持ちで来訪されるお客様も多い。

そうしたお客様と、
クマチクの飛騨牛や、
ナカシマの醍醐は、
とても相性が良いんだ。
「ケ」の豆腐として長田屋も素晴らしい。
そこには「ケ」に徹した凄味がある。
相対して、
中島には「ハレ」を徹底的に目指した世界があり、
これも中津川の文化として見逃すわけにはいかない。
「ハレ」のクルマを求められた以上、
妥協は絶対にできない。
博多に帰る距離を想定した走行を、
確実に終えてから渡す。
しかも過酷な真夏の環境下で、
適切な負荷を与えてネガを潰す。
その信念で準備を進めた。
東京往復で全く問題が無く、
人によっては充分だと言う考えもあるだろうが、
残りの200kmに拘りたかった。

すると総行程で700kmを過ぎた頃、
フッと何か体にそれまでとは違う印象を感じた。
過酷な真夏にエアコンの不調が出るクルマは多い。
SVXともなると、
エアコンの基幹部品も簡単に入手できない。
万全の検査の結果、
エアコンコンプレッサーの内部に疲労があると分かった。
もし、
東京往復で大丈夫だと判断し、
お客様にクルマを渡したら、
滋賀のあたりで不調をきたしただろう。
徹底的にネガを潰してから、
ステキなSVXをお客様に託す。
昨近の若者はどういう仕事がしたいのだろう。
人手不足も深刻だが、
入社しても長続きしない状況が、
もう10年以上前から続く。

新しいクルマはリスクが少ないので、
誰でも安心して売ることができる。
でもねぇ。
クルマもヒトと一緒で、
不健康な暮らしを続けると病気になる。
そこで、
どんな手を打つかが大切だ。
そんな時に頼りにしてもらえる存在になるため、
日夜努力を続けるのが仕事の本質だね。
ジックリ良い仕事をつづけながら、
未来を託す仲間の来訪をまとう。
若者の信念も時代に合わせて変わるだろう。
この過渡期に、
ホンモノを目指そうと気付いた人も多いはずだ。
それでは、
明日も宜しく。