神秘的な外旋筋群から四代目WRXのリヤサス剛性を眺める

逞しいWRXの走りを再認識して、

今日の診断で明らかになった外旋筋群の存在を思い知った。

動画内で語ったように、

VA系の素晴らしさはホンキで走らせないと解らない。

やはり高津部長のようなフィジカルに暮らす男が作ったこそ、

ここまでの仕上がりになってるのだろう。

スバルのクルマの開発にとって、

絶対に欠くべからざる逸材なのだ。

羽を伸ばすように走らせた３０分は、

あっという間に過ぎ去った。

最初ほどでは無いが、

お尻から右足の痛みが消えず、

睡眠不足が続いた。

今朝やっと解ったことがある。

タオルケットを丸めて敷くと、

お尻の奥の痛みが和らぐと知った。

イケアのベッドマットレスにも問題があるな。

腰が沈む。

いつもの様に起きて、

陸斗をハウスから出そうと雨戸をあけたら、

申し訳なさそうな顔をして隅の方に座ってた。

あらら、

我慢できなかったの。

深刻な下痢では無いが、

体内に残ってた最後の名残かな。

外に出してオシッコさせて、

念のために「ワンツーワンツー」歩みを速めると、

便意のある様子を見せ始めた。

根気よく続けたら、

しゃがんで排便の姿勢をとる。

陸斗は腸内環境が凄く良くて、

排便に苦しむことは無かった。

律儀にあらゆる力を振り絞ると、

お尻からゆっくりと軟便がぽたぽたと出た。

いい子だね、

頑張ったね、

さあ片付けるよ。

沢山ビニール袋をポーチに入れてるのは、

まさかの時の対策だ。

昨日から役立ってる。

犬酒場に入れて、

あらかじめ用意しておいた十分な水とタオルを使って、

奇麗にカラダを拭いてあげた。

うん！

いい顔してる。

まだ体内に温存したエネルギーがあるね。

ここからは、

川本先生の指導に忠実に従う。

昨夜「ひと匙」だけ味わわせた缶詰のフードを、

計算通りよそおう。

二缶で６００ｇだから一日半で食べさせると5で割る必要がある。

１２０ｇをはかりに載せた。

容器とスプーンの重量迄計算済みだ。

フードにお薬混ぜたら準備完了。

美味しそうに食べた。

物欲しげだったが、

食後のデザートは我慢させて、

ハウスに行こうか、と声を掛ける。

体調不良を自覚してるので、

素直に従ってハウスイン。

並行してハウスの清掃など朝からやる事満載で、

主は朝ご飯を我慢してラジオ英会話を聞きながら出勤。

今日は月初の全体会議の日だ。

大宮課長のリードで、

商品テストも企画されていた。

赤点の人は何か「かくし芸」をしてもらおう。

決してパワハラじゃないよ。

罰ゲームじゃないからね。

順調に会議が終わり、

時間の余裕が少しだけ生まれたので、

ささきクリニックに電話を掛けた。

陸斗が注射まで打って、

御飯も我慢して治療しているのを見ると、

主も腰を据えなきゃならんと実感した。

よくよく考えたら、

痛風でお世話になってるけど、

元々は痛い所を直す専門医だ。

事情をよーっく説明すると、

ジックリと聞いて戴いた上で、

所見が出た。

ドクターの持つ専門書は説得力のレベルが違う。

これを詳細に見せるわけにはいかないので、

丸の内の丸善で購入した愛読書を引っ張り出した。

縦方向の腸腰筋も確かに傷んでいただろうけど、

本当に傷んでるのは外旋筋群だと、

エビデンスを基に的確な診断を戴いた。

こちらの本では、

素人に解り易く外旋筋群だけを取り出して、

ディティールがイラストで示される。

この梨状筋の下に坐骨神経が通ってる。

なので、

梨状筋を怒らせると厄介なのだ。

痛いのはそのせいで、

一発注射を打つと良いと説明を受けたので、

迷わずそのカクテルを一本戴いた。

流石だねぇ。

打った直後から苦い痛みがスルスル溶けた。

良く効きましたが、

本質を改善しないとダメだね。

明日もやることいっぱいあるけど、

少しペース落として活動するつもり。

本当にご心配かけました。

これではドイツに行けないので、

カラダを大切にしながら準備しよう。

それでは、

また明日。