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肌感覚

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居酒屋「満月」のカルパッチョ。


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きらきら光るような、
スライスが添えられていた。

その正体はトリュフだ。

ヨーロッパ三大キノコと呼ばれる味は、
生のマグロにも抜群に合う。

決して高級店ではないが、
良い食材をまじめな料理で提供し、
まったくはずれのない推奨店だ。

開店前に長蛇の列ができていた。

良心的なお勘定で、
お酒飲まない田部所長を勘案しても、
中津川の源八で腹いっぱい飲み食いするのと、
肌感覚では大差ない。

ところが、
世界的な物価高と、
円安レートが思いのほか影響し、
実際の支払いは概ね1.8倍に感じた。

場所によって肌感覚は異なる。

フランクフルトからハイデンベルグを回遊し、
朝から飲まず食わずだと気が付いた。

気を張ってるので空腹感も喉の渇きも感じないが、
なんだか気力が漲らない。

飛行機の中からずっと、
例の痛みがジンジンと続く。

これはいかん。
サービスエリアに滑り込む。

ガソリンは高い。
ハイオクだと日本円にして300円だ。
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飲みたいものと食べたいものを買う。
左はキャラメルチョコレートだ。

チョコレートのタブレットに、
やわらかいキャラメルを仕込んだおいしいお菓子。

ミントみたいだが全く違う。

レジの棚に並んでる標準的なお菓子だ。

日本でこの二つを買えば、
概ね400円だろう。

それがドイツのサービスエリアでは1000円くらいになる。

コンビニがないドイツでは、
イザというときに24時間開いてるのは、
こーそく道路のSAなので代金も高い。

道路代が無料だからやむを得ないね。

トイレもお金がいる。

掃除のオバさんがいるときは、
手渡ししてはいるのだけど、
今回は1ユーロ必要だった。
ところが1ユーロ分のチケットを返してくれる。

つまりその店でお金を使ってくれるなら、
トイレはタダになるということだ。

これは大きな変化で、
以前なら半額しか戻ってこなかった。

50セント分のチケットを、
4枚ほど持っていたので、
使えるかと差し出すと「すべて使えない」と没収された(笑)

そりゃあそうだ。
5年位前の金券なので。


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見慣れない電線がアウトバーンに張られてる。

電動化に向けてパンタグラフのついた、
大型車両でも走らせるのか。

それとも非接触充電を試みているのか、
その敷設目的は不明だ。

まあ、
東海環状道路のトンネルにも、
大金かけて作って全く使われていない、
照明器具の自動洗浄ロボット用レールがある。

あれと同じで、
知らないうちに撤去されるかもしれないね。

電動化の流れに対して、
恣意的な国家戦略ポーズは常に必要だ。


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最後はこんな感じで収まっている。
上下線セットなので実証試験していると思われた。

土曜日なので街は静かだ。
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お借りしたアウトバックをお返しに伺うと、
そこは静かな住宅街だった。

空港からも近くフランクフルトの中心にも近い、
抜群のロケーションに豊かな住宅地が出来上がっている。

東京近郊で埋め立てた場所と、
感覚的に似ているが土地のコストが全く違う。


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東京のように巨大な首都は、
世界中を眺めてもまず存在しないだろう。

東京は果てしなく「東京」なのだ。

つまり千代田区も池袋も新宿も渋谷も、
八王子くらいまでみんな東京として「塗り固め」られている。

これもすごいのだけれど、
フランクフルトは違う。

背後にある公園を見て、
日本人とドイツ人の植生に関する基本の差を感じた。


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つまり、
子供のころから「枯れる」を教育しないと、


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ビッグモーターや各地のコクド交通省のように、
樹木をコントロールできずに、
殺す行為を容認する子供が育ってしまう。


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むやみにアスファルトを敷かない。
でも不思議と刈らなくても草を抑制できている。

袋の中は遅効性の肥料か?

ドイツ人は植物だけじゃなく、
すべての生物のコントロールに長けてるね。
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日が変わりホテルで日本からの参加者と合流し、
アイフェルに向かった。

よくあるトラブルを見越して、
余裕のある行程でちょうどお昼になり、
以前から気になっていたハンバーガー屋さんに入った。
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一人じゃ入る気になれないが、
グループで行動するとこんなランチがとても楽しい。

まず飲み物を頼んだ。
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アップルショワレ。
炭酸の入ったリンゴジュースだ。

一口飲んで、


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グラスを眺めると微笑ましい。

ビールと同じようにアッパーレベルが記されている。

ビールを注ぐとき、
泡でごまかす奴は日本にも多い。

ドイツは法律でルーズな奴を矯正する。

そこが正しくドイツたる所以なのだろう。



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メニューを繁々と見て、
ハンバーグを選ぶのを止め、
20セントほど安い「ミートボール」を選んだ。

ドイツ人のボールは、
日本人のイメージするピンポン玉では無いはずだ。

初体験で選んだミートボールは、
やっぱりサッカーボールだった。

日本でいうところのハンバーグなんだ。

しかもただのハンバーグではなく、
カレーソース和えなのだけれど、
このソースが面白い。

全くスパイシーではなく、
トマト風味もない。

甘いのだが嫌味はない。

南ドイツ風の煮込み料理を食べた事があるけど、
あの美味しさを思い出す豊かな味付けだ。

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フレンチフライはOPだ。
食べきれなかった。

単品で850円くらいなので、
肌感覚としては違和感がない。

その土地の食堂が、
生き残ってる理由がわかる。

ビッグモーターがよい例だけど、
ナショナルブランドを追いかけ、
数の理論で席捲するやり方は、
日本では限界かもしれない。

昼飯食べて、
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グリーンヘルを客観的に観察する。



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それにしても良い雰囲気だ。

この感覚は、
今月の初めに六斎市で感じたものだ。

ラリーの来る間を、
いかにこんな雰囲気で盛り上げるのか、
まだまだ工夫の余地はある。


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持って帰ろう。

リンドナーホテルにチェックインして、
参加者登録を終える前にシャワーを浴びた。

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窓の外に戦隊がスタンバイしている。
順番にフォーメーションが整うはずだ。

やはり一帯で何かのイベントが繰り広げられている。
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多くの子供を連れた人々で賑わっていた。

アウトレットモールの超でかいのが、
ここにあるような感じだね。

ドイツ人の車に対する文化性が高いのは、
こうした先祖代々の車に対するとらえ方から生じている。



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肌で感じた。
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さて、
お土産を仕入れるか。


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この帽子、
なかなかいいじゃないか。




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ウエア類は4年の歳月を経て、
ほぼすべて入れ替わりセンスもよい。


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けれども高額だ。

家族連れもほとんど購入しないので、
店員はすべからく機嫌が悪い。

ステッカーは定番なので、
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あまり大きな変化はないが、
新商品も含め2割ほど値上がりしてる。

まだ少しB-factionに在庫があるので、
今回は仕入れるのを見合わせた。

ニュルのブランドウエアに、
相応しくないハレの価格になっていた。

自分に買うにしても高すぎる。

帰りに空港でウルフスキンでも買おう。

隣の建物の中にある、
もう一軒の昔からあるファンショップに行った。
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えっ!

廃業だった。
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展示品のみのスペースだ。

お金かけてるけどインパクトがない。

ウイルス禍が与えた影響は大きい。

参加者登録を終え、
初日のレクチャーが始まった。

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使う車は二種。

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パワーユニットは同じだが、
動力性能に50HPの差がある。

燃費はほぼ同じ。

なぜか小さいはずのM2も重量が同じだ。

50馬力の差が燃費に0.2ほど出てるけど、
ほぼ同じに近い。

それにしてもM2はスタイルが未熟だね。



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今回のレクチャーカーは久しぶりにM4だ。

前回のフルモデルチェンジでは、
V8を搭載していたM3との味の差が、
信じられないほど悪くなったと感じた。

今度はどんな印象を持つのか、
実に楽しみで仕方がない。

いよいよ実走だ。
今日から断酒を始める。

引き続き楽しんでほしい。


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by b-faction | 2023-08-21 22:00 | Comments(0)

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