大鹿村の野菜
2023年 09月 05日
その時はまだ、
相棒は長距離をクルマで移動することが出来なかった。
それが今では、
一日中でも走れる気がする。
今日あたりが我慢の限界だった。確かに遠くへ旅をしたけど、
厳しいミッションを背負っていた。
何も考えず遠くに行き、
カラダに優しい食べ物を食べたかった。
塩の里にある豆腐屋の、
トローリとして、
最初に現れたこれこそが、
理想的な漬物だ。
清々しい味を放つ瓜の塩漬け。
ああ、
なんと懐かしい。
これだけで白いご飯がお替りできる。
煮物の味加減が堪らない。
胡瓜のたまり漬は、
まさにQチャン風なんだけど、
優しい香りでとても美味しい。
この味付けって、
簡単そうに思えるけど、
絶対に簡単じゃない。
暑い夏には、
この強い味の漬物も美味い。
とにかく、
想像した以上に暑い日になった。
早起きして陸斗を走らせながら、
「秋の進行」を実感した。
陸斗号に必要なアイテムを満載し、
一緒に高原を目指す。
出発する頃の中津川は、
猛暑と変わらぬ天気になった。
予定より早く大鹿村に着いたので、
道の駅で小休止しながら時間調整。
ここで陸斗をクレートから出しデッキに載せた。
荷台で嬉しそうに高原の空気を嗅いでいる。
しばらく走り、
陸斗のカラダに触ってみると、
その熱さに驚いた。
チンチンに加熱されている。
リードを付けて降ろし、
オシッコさせた後、
散歩に誘って見た。
あの出たがりの陸斗が、
行くのは嫌だと駄々をこねる。
へぇー、
それじゃあ乗る?
スライドドア開けて、
クレート開くと一目散に飛び乗った。
エアコンの効いた室内は、
真っ黒な彼にとってまさに天国だ。
高原も灼熱の真夏日だった。
女将が「今日は大鹿の野菜をたくさん食べてもらう」
と嬉しい事を仰る。
来た甲斐がある。
豆腐も美味い。
実に愚直な豆腐だ。
これも大鹿の逸品で、
お土産にする価値がある。
自然な風味が嬉しいね。
更に美味しいものが現れた。
これが何か食べて当ててみて。
揚げたての天ぷらだ。
一口食べて、
「しそ?」
「そう」
当たりだ。
見ただけでは全く分からない。
粒粒に見える部分に実もついていて、
意外なおいしさに驚いた。
あっという間にたべちゃった。
そして真打!
何という美味しさだろう。
いわゆる、
邪念が一切ないのだ。
ご馳走様でした。
とても美味しく戴きました。
陸斗にもご飯食べさせ、
高原をドライブしながら家に帰った。
以前の様に、
スポーツカーであちこちドライブするわけにはいかないが、
それとは違う操縦性を楽しめるようになった。
とても充実感が高い。
家に帰り、
草刈りの続きを終えた。
陸斗は相変わらずラビットモアの周囲を走り回る。
とても良い運動になるね。
太陽があっという間に沈んで、
夜は楽しい犬酒場だ。
犬ゲレンデを走り回った、
陸斗のカラダを奇麗に拭いて、
酒場に灯をともす。
そんな目で見るなよ。
哀愁が漂うじゃないか。
「でっかいオヤツを握らされ、
『待て!』はキツイゼ、とおちゃん」
それは当然だな。
じゃあ、
「テン」
待つのも楽しみさ!
内田さんに戴いた、
不思議な梅酒を封切った。
これはとても美味しい。
日本酒で作った梅酒、
初めて味わった。
とても爽やかに楽しめた。
内田さん、
ありがとうございます。
時間を有効に使った一日だった。
芝の状態も良くなった。
長谷川さん、
この後が楽しみです。
さて、
BRZがマイナーチェンジする。
それは、
どんな効果を生むのか。
楽しみに待とう。
さて、刈った草をかたずけなくちゃ。
後始末はキチンと!でもこれが結構大変なんだよね。
by b-faction
| 2023-09-05 22:00
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