日本人好み
2023年 09月 21日
とても美味しくサンマが焼ける。
最近は塩を振らない。
ちょっと醤油垂らす方が、
とても香ばしくて旨いから。
それにしてもサンマは美味しい。
醤油かけて食べる楽しみは、
日本人にとって魂のような至極の瞬間だ。
これほど日本人好みの食べ物は無い。
炭をおこす時、
火の子が舞い上がるが、
それ等をマスターは全く気にしない。
むしろ「しかたがないな」と無気力で眺めてる。
それが終わらないと、
御飯の順番にならない。
焼く準備が整ったら、
陸斗に晩ご飯を食べさせる。
そして綺麗に口元拭いてもらったら、
主と一緒に晩酌だ。
と言っても毎晩酒飲むわけじゃない。
これまで焼き魚を食べさせたことは一度もなく、
匂いに興味は示すが、
勢いよく食べようとするそぶりは見せない。
生肉は飛びつきはしないが、
鼻のピクピク度が全く違って、
本能を理性で抑える様子が見てとれる。
自分が何も食べられ無いと、
「なんでやなんでや」と喧しい。
なので、
つまみを指に握らせる。
陸斗にとっては、
待つのも使命なので、
その瞬間も嬉しい。
そんな事を楽しみながら、
犬酒場の夜は更けてゆくのだ。
ヒットソングがあった。
正にサンマは骨まで愛されてしまう。
骨を捨てる奴にサンマ食う資格は無い!(笑)
あとは海老と鳥のささ身を焼いて、
晩酌は終了した。
来月で陸斗は満二歳半を迎える。
大型犬は寿命が短いので、
一日一日を大切にしている。
昨日一緒にドライブして、
お母さんのルナちゃんに会った時、
陸斗の血統による特徴が良く解って安心した。
昨年を思い出した。
一歳半を迎えた陸斗とドライブに行った頃から、
徐々に落ち着きを見せ始め、
シェパード独特の人間臭さがより強くなった。
まあ客観的に見て、
陸斗が日本人好みの犬種かと言ったら、
「そこから」はずいぶん距離がある。
柴犬や秋田犬や甲斐犬も素晴らしいけど、
それに比べると「洋犬だなあ」と思える瞬間が多々ある。
子供の頃に親しみ成人するまで側に居たので、
40年以上のブランクを比較的簡単に跳ね除けられたが、
もし一緒に暮らした経験が無かったら、
今の暮らしは実現できなかったはずだ。
もちろん犬好きに好まれる。
だからと言って、
彼が日本人好みかと言えば、
決してそうでは無かろう。
陸斗のお母さんが住む家の近くで、
和菓子と材料も工程も違うけど、
日本人好みの味になってる。
イチゴのムースの中に、
チョコパウンドが台座になるとはニクイ仕上げだ。
このお菓子をスバルに例えるなら、
イグニッションレッドの新型BRZだろう。
それじゃあ、
サンマの塩焼きは何かってえと、
今度生まれたレイバックなんだよね。
今日の動画は、
四代目レガシィのテイストを参考にしながら、
BP系の誕生時に起きていることと、
今回のレイバック開発に韻が感じられる。
動画のサウンドを楽しんで欲しい。
これも日本人好みじゃ無いけど、
例えばシェパードの様に「これが好き!」な人にとって、
堪らなく感じるクルマだ。
いやあ、
クルマって本当にイイよね。
by b-faction
| 2023-09-21 22:00
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