
兵庫の片山さんが来訪され、
凄味を感じるお酒を戴いた。
封を切るのが楽しみだ。

片山さん、
ありがとうございます。
愛馬をお預かりする間の時間を使い、
面白い旅行を企まれていた。

初めて見る切符だ。
彼が言うには、
「一筆書き」と言うそうだ。
学生時代に使ったことがある周遊券に似ている。
これで北海道まで行ったよなぁ。
この後中央線で塩尻に向かい、
東京から名古屋を経由して美乃坂本に戻る事が出来る。
期間内は乗り放題なんだ。
電車が来るまで時間に余裕があったので、

「ユー!
ミーと一緒においでよ!!」となかば強引に誘った。
ミーのパフェじゃなくて、
ミーとパフェを食べようよ。

中津川で最近人気のJINと言う喫茶店は、
妹の同級生が営んでると知った。
美味しいスイーツもあるし、
モーニングも人気だ。
間食にはちょっと大きすぎた。
だけど、
美味しかったよね。
食べ終えて駅に向かった。
片山さん、
良い旅を!
そんな中、
工房ではエンジンのオーバーホールが着実に進んでいた。

美しい水平対向エンジンの予防整備が、
いよいよクライマックスを迎える。

丁寧に規定トルクを確認しながら、
コツコツと組み上げる。

松岡さん、
お楽しみに。
東京から増田さんが来訪され、
新たな相棒をご契約いただいた。

ステキなお土産を戴いた。
同じお店のお菓子だけど、
赤いのと白いのがあり、
味に違いがあると仰る。

東京の名物「雷おこし」だ。

まず白い方から楽しみ、

次に赤い方を楽しもう。

まず白を味わった。

サクッとクリスピーでとても香ばしい。
雷おこしって、
もっと堅かった気がする。
歯触りがこんなに優しかったかなぁ?
とても美味しくなっている。
最近は草加せんべいも、
雷おこしも、
八つ橋も、
子供の頃に感じた食べ難さを感じない。
硬くて食べにくいものが、
こうしてクリスピーになったり、
柔らかな「生」になる。
常に美味しさを追及し、
その時代に合わせた工夫が必要だ。
でもコアをしっかりと残し、
アイデンティティを失わないことが大切だね。

増田さん、
ありがとうございます。
とても美味しく戴きました。
おやっ?
増田さんの愛機の奥に、
いつの間にか新型のクロストレックが置いてある。

遂に届いたオアシスブルー、
この街では見事に映える。
浅村さん、お待たせしました。
やっと次の相棒がやってきました。
納車準備に取り掛かろう。
もう少しお待ちください。
昨日今日と暑い日が連続する。
連日「そば幸」を訪れることになった。
毎日繁盛しているが、
特に今日は営業中に商品の一部が底を尽いた。
それほど忙しいのは、
女性客に人気のあるランチを出すからだ。
ランチには、
暖かい蕎麦と冷たい蕎麦の、
どちらか選べる特典がある。
それも美味いが、
単なるざるそばも美味い。
噛み締めると良い味が出るからだ。
蕎麦打ちが始まった。
その姿を見ていたら、
一心不乱にそば粉を混ぜながら、
右手の感触を確かめている事に気が付いた。

これか!
旨味の素は。
手で捏ねる時に酵素が交わり、
旨味成分が湧きたつのだ。
美味しい物には理由があるね。

何物にも人間のカラダが発する酵素の力が必要なのだ。
クルマも機械だけど酵素の力が働くのかもしれない。
脈々と続く匠の遺伝子から生じる、
酵素の力で練り込まれたスバル、
今日も紹介しようじゃないか。
それでは、
また明日。