ついに中津川も氷点下の環境になった。
昨夜仕事を終えて外に出ると、
展示場の車はガチガチに凍てつき、
本格的な冬の到来を予感した。
WRXを目覚めさせ、
お向かいの給油所に向かった。
閉店間際の滑り込みだった。
そうか、
ここも24時間営業を止めたんだ。
そう、
いつの間にか22時近くになっていた。
東京出張を控え、
残務を手際よく進めたつもりだが、
気が付けば一人で夢中になって書類を処理。
飛ぶように時間が流れるね。
もうボーナスのシーズンだ。
計算しなくちゃ。
慌てて帰ると陸斗が虎視眈々と主の帰りを待っていた。
ゲレンデに出てプーラー使い15分のトレーニング。
そのあと一緒にご飯食べて23時過ぎにはハウスイン。
煩いし、
せせこましいけど、
なんだかんだいって、
素直な犬に育ってるよね。
あとかたずけして入浴後、
ぐっすりと眠った。
今朝もスッキリと5時10分に起きて、
いつもの様に陸斗とルーティンをこなし、
留守番頼んでハウスに入れた。
そしてS4のエンジンに火を入れた。
澄んだエキゾーストノートが、
キンと冷えた空気に混ざり合った。
やる気にさせるサウンドだ。
高速道路に滑り込むと、
ロードサイドに雲海が広がっていた。
この環境がフルーツタウンを生み出すのか。
独特の日当たりの良い傾斜地と、
天竜川の運び込む冷気が混ざり合い、
濃い霧を生み出す風土。
昨日、
その伊那谷からステキな贈り物が届いた。
WRXオーナーの熊谷さんが、
採れたての柿を送って下さった。
これは美味そうだ。
商品として育てられたのではなく、
自家消費のために育成された逸品だ。
こういう柿が適度に熟すと物凄く美味い。
それに本当に良い色だ。
この色のクルマに乗ってると思うだけで意欲が出る。
熊谷さん、
ありがとうございます。
楽しませて頂きます。
霧の多い松川町の、
典型的な風景を見ながら、
東へと愛機を進めた。
前方にLAVが現れた。
何度見てもかっこいいライトアーマーだ。
仕様がそれぞれ異なり、
銃架のあるもの、
他にも多彩に満ちた仕様があるようだ。
それにしても、
この縦横比と独特のフォルムがいいね。
前方に異なるタイプが現れた。
道を譲ってくれたので前に出る。
このようなブラケットを持つので、
何か特別な役割を担うのだろう。
とにかくトータルで眺めると、
クルマ好きにはたまらないモービルだ。
大きなホイールと、
内側に向いたキャンバー角。
これらが魅力を高めてる。
ルームミラー見ても惚れ惚れする。
運転してみたい魅力的なクルマだなぁ。
大手町のサンケイビルが今日の会場だった。
主宰の服部さんが基調講演し、
今後の日本の行方を占った。
風呂敷包みの弁当は、
ちょっと見掛け倒しかな。
味は悪くないけど潤いに乏しい。
まあ、
これが東京トレンドかもしれない。
潤いがあるようで、
潤いに欠ける街。
それが今の首都東京かな。
長居は無用だ。
タクシーもすっかり入れ替わったね。
いつもの駐車場に向かうと、
新丸ビルの下で大きなスーツケースを持った女性がポツンと佇む。
先月半ばの上京時も、
この先で肌寒いのに「へそ」出して歩いてる女性が居た。
それと似た感じかな。
着てた上着をパッと脱いだ瞬間に、
素肌が見えたので、
思わずお腹がゴロゴロと鳴った。
それは冷えるよ!
思わず腹巻したくなったんだ。
待ち人来たらず・・・だったのかな。
何となく寂しそうに去っていく姿が目に焼き付いた。
メガロポリス東京。
世界最大の複合都市。
来るたびに新たな側面を見せる魅力的な街だ。
だけど、
今年は余りにも駆け足だった。
なので東京の空気を6時間空気吸っただけで、
もうお腹がいっぱいだ。
でも、
やっぱりここで会議することに、
おおきな意味があるんだ。
東京に着た瞬間に体中のセンサーが、
全て100%センシティブになるからね。
だから、
夜の部を断ってよかった。
きっと余計なこと言って、
何か迷惑になる事をしでかす(笑)
船井総研の皆さん、
今年も一年お世話になりました。
良いお年をお迎えください。
来年は丸の内から八重洲に活動の拠点を移し、
新たな気持でスタートだ。
東京駅を見ながら地下街に降りた。
それにしても美しくなった。
学生の頃は靴磨きのオジサンが居て、
まだ終戦後のイメージ残してたな。
鳩だらけだった。
それが今じゃ、
北口は最もお洒落な出入り口だ。
そいえば、
今日はまだコーヒーを飲んでない。
ラテが飲みたい。
スタバもあるが、
いつも前を通過するだけで、
一度も入ったことのないカフェに入った。
とても高機能な店づくりなので、
以前から興味はあったが、
店員が見るからに不愛想なので敷居が高かった。
飲んでみてわかった。
ここのラテは美味しいね。
大人しく待ってたWRXを目覚めさせ、
NHK第二放送を聞きながら出発だ。
強力な電波が心地良い。
FMのへなちょこ波ではトランジスタラジオに不向きだ。
メガロポリス東京。
ピストン西沢のいないFMラジオは淋しいね。
帰りはノンストップで順調に走って、
昨夜給油したスタンドの前に着いた。
午後六時半を過ぎたが、
今日は12時間以内に全てを完結させた。
驚いたことに、
前回同様飛ばしたが無給油で帰還した。
普通はスタッドレスタイヤの方が燃費悪いはずだが、
それはステレオタイプにすぎなかった。
純正装備のダンロップには、
スバルから様々な適応要求が出ているのだろう。
コンチのVC7は、
明らかにサマー仕様のパフォーマンスタイヤより、
クルマを軽快に前に送る。
こんなに余裕が出たのは、
クルマの慣らしも完了したからかな?
丁度そんな走行距離だ。
オレンジのWRX、
最も軽いクルマを選んで正解だ。
ダンパーがソリッドなのも、
WRXラシイネ。
明日は息子が出張に出るので、
それに乗っていくと言う。
大活躍だね。
柿色君。
それでは真っ黒なWRXが、
虎視眈々と待つ家に帰ろう。
明日もお楽しみに。