鏡開き
2024年 01月 11日
鏡開きをする習慣もない。
何しろ歯の治療に差しさわりがあるので、
餅を食べる事を極力控えている。
お雑煮は一度だけ食べ、
会社のぜんざいの味見で二度目の餅を食べた。
嫌いではなく、
身近に置かなくなった。
鏡開きが大事な節目だと言う意味は分かる。
今日でお正月気分とはサヨナラだ。
昔のお正月は今よりもっと重要だった。
何しろ日本人は良く働き、
盆暮れ正月の休みを物凄く大切にして、
農業が主力の頃は「家督」を重んじ、
正月に人を招くことは「力」の象徴でもあった。
そんな事は現代では全く薄れ、
早速鏡開きの代わりに嗜んだ。
そっと一口齧ると、
昨年は朝早めに会場に並んだ。
ただ出展担当に見覚えのある人もいないし、
24時間参戦車はブランニューで、
一番期待したアンベールが、
普段の延長線上に国民共通のハレの日が存在する。
鏡開きはしないが、
お年賀開きを毎日続けさせて戴いた。
改めて、
皆様からの数々のご厚情に、
心より御礼申し上げます。
休日前の8日に戴いたお年賀を、
今朝の会議後丁寧に包装を解いた。
岐阜スバルの若原部長代理が、
わざわざ届けて下さったお菓子の詰め合わせだ。
年始の挨拶と共に、
個人的にお持ちくださったお菓子なので、
フィナンシェを選び、
ジワリとふくよかな甘さが、
程好い綻びの中から沸き立った。
若原さん、
とても美味しく戴きました。
ありがとうございます。
明日から東京オートサロンが始まる。
あっという間の一年だ。
余裕をもって入るつもりだった。
前に居る青年二人と何気なく会話を交わすと、
なんと同じ中津川から来たと言う。
こんな偶然はザラに無い。
何となく奇妙な心持で会場に入ると、
ダイハツの出展が一番初めに心に留まった。
質問を投げかける気持ちも掻き立てられず、
SUBARU/STIブースに歩みを進めた。
いよいよ新世代のスポーツエンジンのデビューかと、
ココロが少し色めき立った。
ところが、
何ともパッションが湧いてこなかった。
ドンガラだと知ったとたんに心が萎えて、
もうどうでも良くなった。
その後マリオの取材を受けたが、
S#をどう思うかと聞かれて「いいんじゃない」と言うのが関の山だ。
「一(イチ)」からチャレンジしてる、
ブーストコンセプトに唯一インスパイアされた。
今年のプレスリリースから、
何のインスピレーションも感じないが、
これは仕方がないだろう。
特に昨年の様々な出来事や、
電動化への大きなかじ取りが、
SUBARUの中で嵐となって押し寄せ、
オートサロンなどプライオリティのかけらも感じさせない。
ジックリ言って、
この目で見て、
パッション感じた事だけを語ろう。
正直なレポートを楽しみにして欲しい。
by b-faction
| 2024-01-11 22:00
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