コイツこそ真のB4だぞ!
2024年 03月 24日

発売当初、
S401は当社のショールームにあり、
お客様に実物を見せて販売していた。
それが出身は中津川(当時は木曽)だが、
東京に勤務していた宮下さんの目に留まった。
まだ婚約中だった奥様を口説いてくれと要請があり、
新宿で途方もない量の日本酒を酌み交わし、
なんと彼女に酒で負けた。
最後の方はヘベレケになった。
ところが、
店を出た後のゲーセンで、
彼女が平然とクレーンゲームで縫いぐるみを吊る姿を見て、
思わずスーと青ざめた。
ホンモノのサケのみだ。
楽しい思い出だな。
最近一緒に飲んでないので、
次は彼女の車を乗り換えてもらう時、
大酒を奢ることにしよう。
S401はSTIが独自にホンモノを作る事を、
公然と認められていた時代の文化遺産だ。
その代わり売るのは難しかった。
何しろSTIはクルマを売る術を持たないからね。
さてさて、
リフトに乗っているクルマは、
東京で匙を投げられたレガシィだ。

オーナーと面談した上で引き受けた。
今の時代、
簡単にこのような作業を引き受けられない。
だから、
これより新しくてもダメな時は断る。
はっきりと引導を渡し、
お持ち帰りいただくか乗り帰るのかの二択となる。
その要件は簡単に言い表せない。
要は悲鳴上げてるのに酷い事をする、と感じると断る。
しょっちゅう乗り換える様子を見せながら、
優柔不断な案件にも断りを入れる。
相手に合わせると、
お互いに不幸になる予感がするからだ。
それが分かる人とは長く付き合えるが、
そうではない人とは相身互え(あいみたがえ)ない。
いよいよ仕上がりが近い。
呉さん、
お楽しみに。
今日の一日は、
マニュアルシフトのR2をピカピカに磨く事で始まった。

市場の評価を得られると思ったが、
大衆には迎合されなかった。

今になったらほぼゼロだ。

では何故商業的に失敗したのか。
狙うターゲットを間違え、
間違った武器で戦いを挑んだ。

その「負けると解ってる戦略」をとるしかなかったのが、
当時のスバルを知る上で大切な部分だ。
すなわち企業的立ち位置が、
非常に朧気で弱かった。
環境改善を続けると、
そんな事が読めるようになる。
昨日の雪の洗礼を受けた今日の望桜荘は、

周りに対して溌溂としていた。
この前の木曜日の記録と比べると、

今日は正面に回っても、

木曜日の施肥した土壌に冷たい水分が刺激を与えたのか。

長谷川さんの指導を受けた年の夏に、

まず水はけが悪いのは砂が少ないからだと解り、

その効果が徐々に出ていたにもかかわらず、
施肥と言う重要な要素が抜け位落ちていた。
施肥の後の効果がてきめんだったのは、

砂を入れた時に刈り込みの重要性を解かれた。
刈り取った後、
隙間が埋まらなかったが、


どのタイミングで何を強くするために、
どんな施肥するのかが重要なのだ。
タイミング良くしたことで、


楽しみだ。

昨日来訪された奥出さんに戴いた、
八ヶ岳のシフォンケーキは、
凄いお菓子だった。

可愛らしいケーキが配給された。

そのチャンスを失った。
なので、
10時のおやつで味わった。


本来のシフォンケーキはこういうモノなんだろうな。
世の中に余りにも様々なモノが満ち溢れ、
何がホンモノで何が誘導されたモノか判断が難しくなっている。
そこに明確なマーケティングをメカニカルに打ち込むと、
計算通りの勝利が得られる・・・というのが最近の「勝つ法則」かな。
けど、
それが蔓延するとやがて滅ぶ。
今日は美味いものを沢山食べた。

近くの和食処で懐石風ランチを楽しんだ。
師範の免状を持つ主だから、

勿論、
様々なマーケティングを考えているが、
画一的に商いをスプレッドする野望は無いので、
味が物凄く純粋に透き通っている。
こういう食べ物を胃の腑に納めると、
やはり良い仕事ができるね。

嘘偽りがない事は当然だが、
もっと大切な事は透き通った輝きだろうな。
最近のスバルが生む特別なクルマには、
マーケティングがメカニカルに打ち込まれ、
短期的な刺激は持っている。
けれどこのような透き通った美味さは無い。

イラストも文字も踊らないけど、

短期間で消えたシフトゲートだが、


上質で性能的にも凄いオーディオなど、
ホンモノだぞ!!って誇示してる。

ドライバー用と、

パッセンジャー用を、
空き地を上手く使って揃えてる。


色のセンスも良いね。

ゴールドっぽいベージュのステッチ、
相性抜群だね。

運転席から後席を見た時、
とても豊かな気持ちになれる。

お客を載せてなんぼのクルマ。
外に出るために、

重量感のあるドアを開ける。

塊感のあるセダンボディ。


キチンとホイールアーチに回り込ませ、
一体感を持たせた所が良かった。

カッコいいセダンが大好きなんだ。

正にオトナのためのオトナの贅沢さを醸し出す。

6気筒エンジンを積んで完成した三代目だ。
スバルのセダンとは、
正にこういうモノなんだ、
それでは、
また明日。
by b-faction
| 2024-03-24 22:00
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