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美味しさが読める

イベント初日に尾張旭の生田さんが来訪され、
雑談で盛り上がった。

何を思ったのか、
生田さんは突然脈絡のない事を話しだした。

「アラビアンと言うのが旨いらしい」

それは何ですか?

「即席のソバです」

そんなものは聞いたことがない。

どこで知ったんですかと聞き直すと、
時間つぶしにテレビを車中で見てたら、
それを食べさせる番組が流れたと言う。

ちょっと検索してみた。
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これですか?

「そうそうそう!!」

本当に美味いんですか?

「・・・・美味いらしい、
テレビで言ってたもの」

作ってる会社は知ってる。
塩ラーメンが好きだから。

しかし、
これほど怪しい即席ラーメンは知らん。

全く味の想像が出来ない。

アをヤと記す所も怪しさが匂う。

やっぱり、
焼きそばなら日清だ!などと、
くだらない話しをしていたら、
「あたーりー!一等賞です」と大きな声が響き渡った。


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初日の初来店の初っ端で一等賞だ!

イベントを長くやってるが、
前代未聞の珍事だった。

これは正に魔法だ。
うーんアラビヤン効果なのか!

食ってみたいけど見たことないよ。
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生田さん、
おめでとうございます。

初日はスロースタートだったので、
お茶を飲む余裕があった。

草津の安井さんに戴いた、

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面白そうなお菓子を封切ると、

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中にキャラメリックなお菓子が見えた。

珍しく、
これも味の想像が付かない。

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一つ口に入れて噛み締めた。

美味い。

全く知らない味だ。

キャラメルに連想する代表的なお菓子は、
トーハトのキャラメルコーンだ。

あれも最近見ないな。

これはもっと次元が高い、
和洋折衷の味だ。

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きな粉風に感じたが、
黒糖とバターのコンビか。

読めなかった。

安井さん、
とても美味しく戴きました。

ありがとうございます。

徐々にイベントが勢いづいて来た。
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王滝から西路さんが相棒の初音ちゃんといらっしゃった。

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何時もお土産をありがとうございます。

最中や饂飩に加え、
木曽路で採れ頃の山菜を、
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社員全員に戴いた。

西路さんから、
先月の14日も飛騨の伝統木工品を戴いたが、
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今回はそれに加える形で、

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高山の木工技術から生まれた盃を戴いた。

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それで呑むお酒までいただき、
感謝感激だ。

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社員と分け合うように、
ビール迄お持ちいただき恐縮した。

西路さん、
ありがとうございます。

皆で楽しく分け合いました。

早速持ち帰って犬酒場に置いた。
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陸斗は匂いで直ぐ感じたようで、

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思わず舌なめずりを繰り返した。

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戴いた山菜は、

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直ちに天ぷらで味わい、

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こごみと、

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こしあぶらの双方を、
代わる代わる味わって楽しんだ。

タラの芽の美味しさも素敵だが、
この二種をたらふく食べると、
山菜の王様の一角をかなり占有すると実感した。

食べたことの無い人に、
この味は想像できないかもしれない。
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ビールで喉を潤し、
いよいよ真打の登場だ。

スペックを見て驚愕した。

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まず、
生だと言う事を知らず冷やさなかった。

これは大失敗だが、
初日は気温が比較的低く、
室内で保管したものの高温になってない。

真っ暗になってから、
ほとぼりの冷めたクルマで運び、
涼しい犬酒場に持ち込んだので大事には至らなかった。

さすがに、
栓を抜いたらポンと弾けたけど、
味は最高だった。

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照りも良く、
香りは物凄く麗しい。

良い環境で育まれた最高の酒だ。

純米
無濾過
原酒

これだけで大満足なのだが、
そこに吟醸と生酛のSpecも加わる。

味は舌に載せると、
まるで転がるように旨味が際立つ。

好きなレベルの酸味に、
嫌味の無い甘さが嬉しい。

甘味と旨味が調和しないと、
ホンモノの甘さが出ないのだ。

満点のお酒を久し振りに堪能した。

このレベルの酒を、
ぬる燗でも成り立たせる腕の良さは、
とても深いバックボーンを持つに違いない。

西路さん、
とても美味しく戴きました。

ありがとうございます。


今日もステキな美味しさをお届けしたい。

この差も簡単には読めないだろう。

クルマの美味しさも、
なかなか奥深い。

それでは、
また明日。

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by b-faction | 2024-05-07 22:00 | Comments(0)

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