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朴葉寿司の季節

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お隣から戴いたお手製の朴葉寿司。

素晴らしく美味だった。

新鮮な朴葉がすぐ手に入るので、
恵まれた土地で暮らしてると感じる。
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この朴の木のある林の上に、
傾斜地の有効利用と称して、
太陽電池パネルが設置された。

雨水を逃がす側溝を一切作らぬ杜撰な設計で、
林では倒木が発生し、
下の土地が沼地になってしまった。

再三改善をお願いして、
やっと一部の水を側溝では無く、
樹脂の排水ダクトを半分に切って、
逃がすと言う工事で治めようとしている。

水の力を舐め切ってる。

そんなに甘くない。

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また一本、
もう一本と倒れ続けるのが怖い。

ほぼ倒れかけてるが、
未だ木は生きてる。
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ただ、寄生植物に覆われ風前の灯火だ。

短期間に大きな木が三本も倒れた。

雨水を開放してる辺りで、
倒木が盛んに起きるので、
因果関係があると思うのだが。

最近倒れた大きな木の向こうに、
一番先に倒れた木が見える。

一昨年倒れた直後は生きてたが、
さすがに徐々に朽ちて来た。
水たまりが見えるが、
雨はあそこから下に流れ落ちる。

犬ゲレンデの真上だ。
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こんなに杜撰なことをするから、
太陽光パネルは嫌われるのだ。

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左側迄水路が来てるが、
ここで他所の土地に水を落として、
あとは全く知らんぷりだ。

困ったもんだね。

昨年の大雨では、
犬酒場にもう一歩で水が浸入するところだった。
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あの時は驚いた。

倒木は森林の更新で起きるので、
全て水のせいにするつもりはないが、
根元からバッサリ抜けてひっくり返ってる姿を見ると怖くなる。


綺麗にブラッシングした陸斗と、
水曜日に犬酒場でとランチを食べた後、
テーブルの上にシュロ帚の先端が載ってた。
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よく見ると毛なんだけど、
換毛期に抜ける毛ではない。

これはなんだ?

ああ、
陸斗のセンサーが更新したんだ。

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太くて長い。
毛根も立派だ。
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犬の髭や尻尾はリヤビークルディテクションだ。

敏感にブラインドスポットを察知する。

この髭のように樹木の更新があったのか。

いや違うね。

深刻な水害を被る前に、
自己防衛を少しでもしなきゃ。

と言う事で、
まず溢れた場所の水を逃がす。

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このフェンスを右から左へ水が流れた。

奥に側溝はあるが、
右奥にある集水桝に水を落としてるので、
それだけではオーバーフローする。

陸斗のプールを置こうと砂利を敷いたが、
ここ通る時にラビットモアがスタックする。

良い機会なので、
物干し竿に雨が掛からぬ対策と同時に、
砂利をよけて不陸を整える。

いつもお世話になる北原左官さんと、
周囲の構造改善を急いだ。

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プロの技は手際よく、
重機の性能も最大限に引き出せるので、
人力では追い付かない作業が進んだ。

まず物干しの改善を済ませ、
支柱を立て庇を付け動線を決めた。

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そしてワンサイズ大きな側溝を埋設し、
増えた雨水を円滑に逃がす。

この元が重要で、
地中に埋められたパイプが細く、
オーバーフローしてしまう。

元は田んぼに来る農業用水もあるので、
致しかたないのだが、
太陽光パネルの上で踊り狂う水が、
ここにそのまま落ちてきていた。
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このパイプに入りきらない水を、
上のU字溝で受けているのだが、
容量が足りなくなった。

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そこでその間を真っ直ぐに掘って、
大きなU字溝に繋いで逃がす。
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放流せず集水桝にキチンと落とせば、
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万一溢れても境界の斜面を流れ落ちるだけだ。
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下には別の側溝があり、
すぐ隣の大きな土管に導かれる。

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この正面の林の上で、
三本の倒木が起きていた。

一昨年、
排水性を良くするために、
重機で排水路を置いたが、
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先ほどのパイプに水が集中する。


倒木した根本は沼地のようになってた。
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そこで、
その上にもう一つ排水路を掘って、
スムーズに本来流れるべき方向に導水した。

プロの間隔は凄い。

まるで手で掘るような仕草で重機が動く。
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掘った土を盛ると、
流れ出る水が一段上の集水桝に、
綺麗に入るようになった。
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改善を進める中で、
余る資材も有効に使う。

プールの脚を置くためのブロックが要らなくなった。

リクシルの「エクステリア物干し」という、
便利なキット商品を北原さんから提案されたので、
杭を打って支柱の位置を決めた。

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門扉の横に陸斗用の杭も作ろう。
ロングリードで繋げば、
ここでプールに入れられる。

取り除くブロックで階段が出来ないかと提案すると、
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Before



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After

まるでレゴの様な階段が出来た。

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Before
この場所の樹木の剪定が楽になる。
火曜日にひと雨降って、
とても綺麗に落ち着いた。
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After
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これで支柱と門扉の間をラビットが楽に通れる。
そして頑強な鉄の杭なら、
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陸斗の強烈な全輪駆動システムでも脱出は困難だ。
ケケケケケ、
試してみたけどぐうの音も出なかった。

ただ、
アイツはやけくそになると石を喰うからな。
用心しなきゃ。
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側溝は連結され、
鉄板を敷いてラビットの通行も含め、
安全に歩ける様に仕上げた。

これで水は逃げるはずだ。

次に芝生の改善に取り組んだ。
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やっと肥料でブーストする時が来て、
名古屋の長谷川さんの指示通り、
化成8・8・8を均一に散布した。

良く伸びたのでラビットで芝刈りして整え、
次に犬ゲレンデの外周路を刈り込み、
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最後の仕上げに内側を50㎜の高さに揃えて刈った。

エア配管でお世話になった、
付知の熊谷さんの助言が活きている。

日が暮れたので照明をつけると、
次の問題が浮かび上がった。
四月に張った芝は成長を始めたが、
なぜ剥げたのか理由がわからない。
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まるで腐りかけてるようだ。

庇のせいかもしれない。
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大屋根の雨水は雨どいに逃げるが、
この久に雨どいが無い。

陸斗のハウスに付けたテントにも、
雨どいが無いのだ。

この水の行き場が無いのか。

そう言えば長谷川さんは、
「芝生の表面をレイキでしっかり掻き取れ」と仰った。

早速レイキを取り出した。
試してみるか。
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まるで老廃物を掻き出したように、
かび臭い不純物が集まった。

全部集めたら一輪車が一杯になった。
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Before

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After

こうして五月の休日を使って、
水対策に明け暮れた。

長谷川さん、
熊谷さん、
ありがとうございます。

引き続きご指導宜しくお願いいたします。

五月が短く感じて、
疲れがピークに達した背景には、
こんな事があったのだと振り返った。

松澤さん、
整体して頂いたおかげで、
まるでこの芝生のようにスッキリしました。

ありがとうございます。
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Before



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After
梅雨が過ぎたらプールの季節だ。

どんな梅雨になるのか、
今年も油断大敵だけど、
雨は大事だからね。

それに、
雨上がりって、
もっと素敵じゃないか。

今日は雨上がりをWRXで楽しんだ。

パフォーマンストランスミッションと、
パフォーマンスマフラーのデュオを楽しんで欲しい。

世の中は本当に甘くない。
甘い言葉にそそのかされ、
余ったお金を上手く使ったつもりでも、
そのまますんなり行かない。

水の流れは正にそういうモノで、
逆流させるには大きなエネルギーを必要とする。

低い方へ流れることを意識すると、
見えないものが見えるのだが、
それを見失うと「どんでん返し」だ。

水は常に低い方に流れる。

心して生きよう。



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by b-faction | 2024-05-31 22:00 | Comments(0)

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