岩魚とオープンカー
2006年 09月 20日
良くここまで大切にブランド力を付け続けてきたものだと感心している。

安くて壊れにくくて、安全面では不安があるが今のシーズンには最良の車だしお洒落だ。
巷では5速マニュアル「命」という雰囲気だが、こういうテールハッピーでボディ強度の低いクルマはオートマで楽しむのが一番だと僕は思っている。

1,6リッターのDOHCエンジンを縦置きにしてオートマチックトランスミッションが組み合わされて、走りのバランスは僕にとってちょうど良い。
このクルマは走りを楽しむのも良いが、行き場所をしっかり選ぶ事も大切だ。
何か目的を持って、爽快感を楽しみながら気楽にドライブに行くのに適していると思う。
純粋に走りだけを楽しむなら、僕はターボの4WDが良い。そう、まさにインプレッサしかない。
と言うことで、テストも兼ねて岩魚を食べるのを楽しみに先月に続き御嶽山へと向かった。

開田高原は昔から大好きな場所で、以前大地震が起きた時はとても心配した。
まだ雪のない山肌は頂上付近が露出していて、凄みがある。
まさに活火山なのだ。
ここで美味しい物は蕎麦、トウモロコシがあげられるが、そのほかアイスクリームとモッツェレラチーズそして岩魚が僕の好物だ。
カラマツ林の中で最高に丁寧な料理を提供してくれる岩魚専門店がある。

「忙しい日はごめんなさい」と赤ペンで注意書きのある岩魚の刺身。味も良いが、気配りの聞いた丁寧な仕事に本当に満足できる。

刺身は3種類の調理法で提供され、食べ終わったころを見計らってサッと皿が下げられたと思ったら、骨も炭火で丁寧に焼かれて戻ってきた。
岩魚は味噌田楽と塩焼きの二種類があり、骨まで食べられてとても美味だ。

コツ酒も最高。
画像を良く見てもらうと、尻尾のほうから泡が出ている。

食材がなくなると閉めてしまう、親父コダワリの店。早く着きすぎてしまったが開店前にもかかわらず気軽に招き入れてくれた。
食後の運動を兼ね、歩いて温泉に移動し露天風呂に浸かる。
空気に触れたとたん、茶褐色に変色する御岳ならではの抜群の温泉。
ゆっくりつかって、身も心もリフレッシュ。
もちろん、しっかり酔いを醒まして帰路に着いた。
商品をいつも最良の状態でお客様の手に渡すには定期的なメンテナンスが大切。時にはいつもと全く異なった環境で負荷を与え、クルマの声を良く聞いてやることが必要だ。

また行きたいところが増えました。
「岩魚の刺身」・・・食べてみたい・・・。
「観てヨシ、食ってヨシ、呑んでヨシ」ですね。


