ヤナで食べる鮎
2006年 10月 04日
気持ちの良い大好きな場所だ。
今年の夏のロングランイベントで凄くがんばってくれた整備士の杉本君にご褒美として鮎を好きなだけ食べさせてあげることにした。
彼はお酒を飲まないので、夜の街に連れ出すより精神衛生上も良い。

ここの鮎は石で作った円形の焼き台でじっくり焼かれるのが特徴。遠火でキレイに焼き上げていく。
川砂を敷き詰めてあるが、鮎の油で一日でカチカチになるほどだ。余分な脂が落ちて旨い。

ここで仕事をしている人たちは、地元の人ばかりでみな親切だし、いろんな話をしても会話に深みがありとても楽しい。
仕事がピークのときはとても話す余裕など無いが、僕はウイークディに時間帯をずらしていくのでご覧のようなスタイルになる。
このひと時が実に楽しい。

今シーズンも10月の10日で幕を閉じる。
焼きあがった鮎をじゃんじゃん出してもらってかぶり付く。

今の時期は「子持ち」が混じっているので尚嬉しい。
シシャモのお化けのような卵の入り方にほっぺたが落ちそうになる。
こんな贅沢な味と暮らしが楽しめるこの地方に住むことが出来て幸せだ。
鋭気を養って、明日からみんなで元気良く働くぞ!本当に素朴な場所なのに何故かここで楽しんだ後は「やる気」が漲って来る。