
やっちまった。
学生時代の失敗と同じだ。
この焼き豚みたいなローストビーフみたいな肉のタタキ、
自炊し始めて二年目に良く作った。
近所が肉屋で、
そこの親父が親切で、
「簡単にできるから火を通し過ぎるなよ」、て教えてくれた。
買う量は400gだった。
学生なので随分お値打ちにしてくれた覚えがある。
フライパンで焦げ目をつけて、
少し寝かせてスライス。
切れない包丁しか持てなかったし、
腕が悪くて薄切りできなかった。
でもね、
出来上がったローストビーフは凄く美味くて、
ガツガツ食ったのを覚えてる。
残すのが勿体ないので、
全て食い尽くすと、
翌日は血の匂いが一日中漂ったな。
懐かしい思い出。

何喰ってんの?

ちょっとね。
これ食うには、
更にナイフとフォークが要るんだ。
お前にはビスケットをあげる。
ドリンクは瓶に入った黒ラベル。
今やこいつが一番美味い。

でも、
そいつはくれるんでしょ。

その缶の中はアレでしょ。

ください。

ちょっと待て。
味見してからだ。

美味かったら飲ませてやる。

こりゃあたまらないよ、
はやく一口でもいいから頂戴。

じゃあ、
長谷川さん、
戴きます。
う!
こりゃ駄目だ。
下手くそだ。
陸斗、
味音痴になるからやめとけ。
バイツェンの臭いと味を付けたような紛い物に思える。
これは難しいから、
付け焼刃ならやめとけ。
前日の長浜エールとは雲泥の差で、
こちらは落胆させる典型的なジャパンクラフトだ。
今の所、
一勝一敗だ。
残るは麦芽100%とピルスナー。
飲み比べを楽しもう。
長谷川さん、
引き続き楽しませて戴きます。
ありがとうございます。
それにしても、
このバイツェンは残念だ。
上っ面だけ整えた美味しくないビールだ。
美味しいと感じる人も居るかもしれないが、
こんなのドイツで出したら叱られるぞ。
正直に言って不味い。
陸斗には飲ませられなかった。
最近は色々な意味で紛い物が多くなった。
特に仕事の質に紛い物がある。
ネット検索で上位に出る事だけを考えた、
ホームページを見る事がある。

これを作ろうとして、
ちょっと調べてたらハザードランプがついた。
裏を取ると感じた通りだった。
ホントに美味しいものを見抜くのは決して楽じゃない。
けどそれを探求するのは楽しい。
さあ、
今日も楽しいクルマを用意した。
動画を楽しんで欲しい。