鉄が焦げる匂いが大好きだ。
ちょっと閃いたので、
いつもお世話になっている三浦鉄工さんを訪れた。
イメージは、
こんな感じだ。
カーマで良さげな戸車を買って来た。
ところが、
甘かった。
アイデアは良くても、
溶接に対する知見がない。
閃いたことは良いけど、
思うようにいかない理由は、
材質の問題だった。
ホームセンターで買えるような代物では、
金属溶接のプロユースには、
全く堪えないことを思い知った。
これは溶接した瞬間に溶けてしまった。
つぎは溶着したが回る状態じゃない。
餅は餅屋の諺の通り、
専門家の知見に頼るしかない。
やはり思い付きだけでは成就しない。
「おもいつき」が、
一番大切ではあるけれど、
専門家の存在無くして事を成しえない。
だから、
三浦鉄工さんのような理解者には、
いつも本当に頭が下がる思いでいっぱいだ。
もう一度カーマに戸車を買いに行ったが、
ここまで鉄尽くしでも持たなかった。
結局ホームセンターで市販されてるものでは、
今回のアイディアに対する要求性能を満たさなかった。
三浦鉄工の職人さんから、
良いものがあるとの話を聞き、
ケージのパネルを預けいったん帰宅した。
途中に現在進行中の現場がある。
鉄の塊がわんさかとつかわれている。
リニアモーターカーの木曽川跨線橋だ。
ものすごい勢いで工事が進む。
下から見るのと、
上から見るのでは大違いだ。
手前が北恵那鉄道の遺構で、
その向こうにリニアモーターカーの跨線橋が見える。
さらに奥に見える橋が、
国道255号線の国道だ。
鉄はいいよね。
ロマンがいっぱいある。
出来上がったケージをアウトバックに積み込んだ。
やっぱりフラッグシップはいいね。
やすやすと飲み込んだ。
今一番欲しいクルマ、
それがアウトバックだ。
来月のかわら版をお楽しみに。
そして戸車を付けた陸斗のケージ、
良い具合に仕上がりました。
ストレスが物凄く減った。
常に創意工夫は大切だね。
それでは、
また明日。