SUBARUが成長するベトナムの底力
2024年 09月 15日
アジア地域で猛烈に成長している、
ベトナムに興味を持った。
5年前のことだ。
元々、
ベトナムは一度は行きたい国だと思っていたが、
なかなかチャンスに恵まれなかった。
ところが五年前にこのブログ愛読者の岡さんから、
ベトナムの空港で面白いものを見た、と情報を戴いた。
それにニュルブルクリンクで走る人を育てる、
モータージャーナリストの菰田さんを通じて、
ベトナム出身の小林さんと知り合った。
彼女が親しい現地のエージェントを紹介してくれたので、
思い切っていく事に決めた。
SUBARUの協力も戴いて、
モーターイメージ社とコネクト出来たので、
みんな揃って海外研修に出かけた。
日本の国力が相対的に下がっていることに、
気付かざるを得ない環境だった。
ただ、
それが危機意識に繋がるかどうかは別だけど。
日本人って、
根本的に何も困ってないので能天気なんだ。
タクシードライバーは無口な人だが親切だった。
タクシーのリスクを減らすためでもある。
前方に何やら検問所が見えて来た。
検問所に歩いて行った。
この先は特別区らしい。
社会主義国家なので、
やはり基本的に統制が効いてるのだ。
何やら輸出に関する特別な区域で、
出入りに許可がいるらしい。
そんなところにディーラーがあるの?
事前の連絡調整時に、
先方のスタッフが「まだ未完成」というようなニュアンスの連絡をくれた。
未完成???
事前情で得たディーラーの画像は、
まるで10年くらい前に訪問した、
東四国スバルの本社のようだった。
ゲートを過ぎてすぐ、
その右前方にベンツのショールームが現れた。
日本のヤナセもデカいビル持ってるので、
これには驚かなかったけれど、
タクシーが先へ進むと驚愕した。
数ブロック先の同じ並びにビルが現れ、
SUBARUのサインが見えた。
ベンツよりデカいし綺麗だ。
持ってきたスバルのグッズやカタログをプレゼントした。
やっぱり、
どこの国も一緒だ。
カタログに群がる。
他の国のスバルに興味があるからね。
特にこれを喜んでくれたね。
稀少なようだ。
ベトナム人もミニカーが好きに決まってる。
トミカをベトナムで作ってるくらいだから。
次に案内されたのはサービス工場だ。
まだ建設の真っ最中だった。
ストックヤードも併設されている。
日本に居ては想像できないくらい高いのだ。
モーターイメージ社の親会社は、
シンガポールに本社を置くタンチョン・インターナショナルだ。
SUBARUと業務提携しマレーシアでXVのノックダウンを開始し、
次いでタイでもノックダウンを始め、
モーターイメージ社のネットワークで、
ノックダウンした全てのクルマを販売している。
見学が終わり、
ホテルまで送って戴けることになった。
既に国内仕様とは異なり、
SUBARUが開発したヘッドユニットが搭載されていた。
ドライバーはまだ自家用車が買えなくて、
いずれアウトバックを買うのが夢だと言った。
熱い魂を感じた。
せっかくだから、
お土産買いたいので、
適切なマーケットで降ろして欲しいとお願いしたら、
旨そうだな。
結局、
熱いベトナムに対して円安誘導政策の日本は、
五年間で相当の力を失った。
国内に居ると何も困らないから、
どこかの知事がパワハラしたとか、
香ばしいニュースには、
いじめたくて群らがる。
だけど、
飼いならされてるから、
物の本質が見極められず、
最後は自分さえよけりゃいいとなる。
こうして国力は衰えるのだ。
ベトナムのコンビニは楽しかった。
やっぱり日本人には親しみやすい気がするね。
最近の日本も一緒だけど、
なかなか美味しいので驚いた。
とにかくベトナムは食い物が美味い。
特に飲みたいとは思わなかったな。
ホテルに戻ると、
偶然スバルが玄関に乗り付けていた。
日本で見るスバルより、
風格を感じてしまったよ。
ぜひこのイメージを醸し出すような、
クルマに育てたいね。
ステキな中古車が沢山あるから。
それでは、
今日はフォレスターの動画を楽しんで欲しい。
また明日。
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Resplendent
at 2024-09-16 17:39
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社長こんばんわ。
これからは東南アジアは伸びると思います。
半分オカルトですが一説には日本と東南アジアはかつてあったムー大陸(フィリピンやイースター島は水没したムーの残った部分だそうです)では同一の祖先だったらしいので親しみが持てますね。
ベトナムの風格のあるフォレスター良いですね。バンパーと18インチホイールからはグレードがXTに相当するものと推測できますが、ボディカラーが日本のXTでは選べなかったクォーツブルーパールなのがうらやましいです。
そういえば社長が以前お話ししていた新型の軽自動車はシフォン・トライのことでしょうか?
タント・ファンクロスのスバル版ということはあのうるさくてムカツク(失礼)アイドリングストップの「なし」が選べるはずなのでこの時点でとても欲しいです!
サンバートライを意識したネーミングも良いですね。名前は言霊なので本当に大事ですし。
これからは東南アジアは伸びると思います。
半分オカルトですが一説には日本と東南アジアはかつてあったムー大陸(フィリピンやイースター島は水没したムーの残った部分だそうです)では同一の祖先だったらしいので親しみが持てますね。
ベトナムの風格のあるフォレスター良いですね。バンパーと18インチホイールからはグレードがXTに相当するものと推測できますが、ボディカラーが日本のXTでは選べなかったクォーツブルーパールなのがうらやましいです。
そういえば社長が以前お話ししていた新型の軽自動車はシフォン・トライのことでしょうか?
タント・ファンクロスのスバル版ということはあのうるさくてムカツク(失礼)アイドリングストップの「なし」が選べるはずなのでこの時点でとても欲しいです!
サンバートライを意識したネーミングも良いですね。名前は言霊なので本当に大事ですし。
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b-faction at 2024-09-16 18:55
コメントありがとうございます。いざなぎプレートも関係してるかもしれませんね。僕が好きな中央構造線を形作り日本列島形成させ、ものすごい勢いで中国大陸にぶつかって急速に沈んだプレートです。プレートテクトニクスで解析され、今も地球の奥深くに向かって沈んでいるプレートです。地球物理学の標本がザクザクある中央構造線博物館に是非一度行ってみてください。
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Resplendent
at 2024-09-16 19:14
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社長、お返事ありがとうございます。
おっしゃる通りすごく関係がありそうですね!なぜか中央構造線の周辺は翡翠が見つかることも関連がありそうです。
長野県下伊那郡の中央構造線博物館でしょうか?地球の歴史、ひいては宇宙の歴史が紐解けそうで興味深いです。愛するフォレスターで行ってみます!
おっしゃる通りすごく関係がありそうですね!なぜか中央構造線の周辺は翡翠が見つかることも関連がありそうです。
長野県下伊那郡の中央構造線博物館でしょうか?地球の歴史、ひいては宇宙の歴史が紐解けそうで興味深いです。愛するフォレスターで行ってみます!
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岡正憲
at 2024-09-16 22:46
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今晩は。大変永らくご無沙汰しております。
この前々日のBP5の動画、懐かしく拝見致しました。2018年ベトナムの高島屋1Fの広場で展示していた時、セールスマンに見せたのが当時乗っていたBP5の2.0R(MT)のキーでしたので。
買いもしない癖にという空気が一変、無事カタログとお名刺をゲット出来たのでした。
5年程彼の地には行けておらず、仕事場から出られない状態ですが、一仕事終えましたら、伺いたく存じます。
これから朝晩の寒暖差が大きくなって参りますので、どうぞご自愛下さい。
この前々日のBP5の動画、懐かしく拝見致しました。2018年ベトナムの高島屋1Fの広場で展示していた時、セールスマンに見せたのが当時乗っていたBP5の2.0R(MT)のキーでしたので。
買いもしない癖にという空気が一変、無事カタログとお名刺をゲット出来たのでした。
5年程彼の地には行けておらず、仕事場から出られない状態ですが、一仕事終えましたら、伺いたく存じます。
これから朝晩の寒暖差が大きくなって参りますので、どうぞご自愛下さい。
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b-faction at 2024-09-18 17:59
岡さん、こんばんは。お忙しかったことと存じます。都知事選や補欠選挙見て、日本人じゃなくなった日本人みたいな人種、に愕然とし、広告宣伝会社の戦略に踊らされる各総裁選の在り方に薄気味悪くなるのは僕だけでしょうか。普通のオッサンにだけはなりたくないので、軸足キチンと整え、次にお目に掛かれる日を楽しみにしています。
by b-faction
| 2024-09-15 22:00
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