ビーフル―ラード クラシック
2024年 09月 22日
そう言えば、 見た目とは違うミルキーな味わいで、
代わりにA3のディーゼルを貸してくれた。
けれども、
アウディは一足先に、
アウトバーンでトイレ休憩した時に、 ドイツ人のセンスもステキだ。
積んでる電動バイクが凄かったので、
最高の6輪ライフを満喫してらっしゃった。
良い旅をと声を掛け合い、
彼を見送った。
見覚えのある凄いクルマが居るじゃないか。
中を見せてくれと言うと、
ウエブカメラで撮影されてるから嫌なんだろう。
どんどんヨーロッパに流れたのか。
「一緒に写真撮ってあげるよ」
参加者名簿が配布された最後の年になった。
面白い男だったね。
用意されたM4に乗って、
インストラクターはクリス。
非常に深い知見の確保に留まらず、
修了証を抱いてハノーファーに向かった。 久し振りに旧知を温め合い、
ビールのつまみにプリッツェルを取ったが、
それがこのビーフル―ラードだった。
確かに美味しかった。
ゾルゲさんは、
また行ってみたいレストランだな。
彼は「南ドイツ料理を食べに行こう」と言った。
なぜかこのお菓子を見たら、
2017年の9月を思い出した。
岐阜の下條さんに戴いた、
とてもお洒落な洋菓子だ。
貴賓が漂う美味しさだった。
下條さん、
いつもありがとうございます。
その年は予定がいくつも詰まっていて、
相当な距離を走らねばならぬことから、
ジクストでレンタカーを借りた。
いい加減なクルマを用意したので、
ゴルフのはずじゃないのかと文句を言ったら、
しかもMTだった。
滅多にない体験なので、
アウトバーンから田舎道まで走り回ったけど、
お世辞にもお金払って買いたいクルマじゃ無かった。
トルクステアもあるし、
ディーゼルはフロントヘビーで乗りにくい。
ブランドステートメントが確立してるので、
日本でも好調なようだがつまらないクルマだった。
この当時から動的質感を追求するスバルの、
正にベンチマークとなっていた。
後に出たスバル車は、
アウディの影響を大きく受けた。
そりゃ無理もない。
BP系の得意先をごっそりアウディに持っていかれたからだろう。
ラインナップの上から下までLCD化されていた。
この後乗ることになったクアットロも、
まったくレンタカーと同じ意匠だったので、
そこは素直にドイツと群馬の実力差を認めざるをえない。
そのアウディの洒落た高級車に出会った。
好みの色のコンバーチブルが近くに止まった。
良いクルマですねと声をかけて意気投合した。
ちょっと見せてもらったけど、
カラーコーディネートが生かしてる。
クールだぜ。
予定より少し早くNBRに着いたので、
ツーリステンファルテンを覗きに行った。
なんでこれがあるのか?
輸出はしていない。
良いクルマ乗ってるね!
と声をかけて意気投合した。
勿論だ、見てくれと笑顔で答えた。
走る気満々だ。
なぜナンバー隠してるか分からなかったが、
レンタカー持ち込んだら、
えらい目に合うのはそういう理由だ。
シリアルナンバーが付いている。
盗難も多かったしね。
彼はとても親切だった。
集合時間が近づいたのでリンドナーホテルに向かった。
EUの個人情報に関する規定が変わったらしいと聞いた。
この年以降、
主催者は名簿を一切配布せず、
参加者は名札とグループの色分けだけで行動するようになった。
相棒はキャスパー。
当時43歳のデンマークから来た歯科医だった。
舎弟もつれていて親分肌のナイスガイだ。
二日間走り続けた。
これまでにも教わったことはあるけど、
日本人グループで参加していたので、
メインのインストラクターと言うより「監督」だった。
二日間付きっ切りで教わったことは、
友情の構築も得ることが出来た。
そこで待ってたのは、
コンチネンタルタイヤジャパンの社長を務めたゾルゲさんだった。
愉しく語らった。
日本人の胃袋にはデカすぎた。
ゾルゲさんは、
南ドイツ料理が美味しい店だから、
日本人の胃袋にはコイツがピッタリだとお勧めしてくれた。
赤キャベツの煮込んだ色に、
少し違和感を覚えたが、
味は優しい甘辛さで日本の家庭料理の味に近い。
肉じゃがと系統的に似てる味だった。
多分シュニッツェルを食べてた。
この料理も「とんかつ」みたいに美味しいよ。
ハノーファー、
忘れられないステキな街だ。
それではクリスさんのリードによる、
「フォローザリーダー」を楽しんで欲しい。
また明日。
by b-faction
| 2024-09-22 22:00
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