スバルのS-HEVとはいったい何者なのだ:前編
2024年 11月 25日
スバル クロストレック
ストロングハイブリッド
これだけの表現をするのに、
SUBARU CROSSTREK Premium S:HEV EXと長ったらしい。
それだけ良く考えて付けたのだ!
そう言ってしまえばそれだけなんだが、
変わり映えしない所がたまにキズかな。
だから
「いったいどんなクルマなのか」と問い直す。
このクルマの真の姿は、
スバルらしい自主開発優先主義の結晶だ。
彼等の持つ日本における航空機開発の遺伝子は、
現在もクルマ創りの中にパイオニア精神としてに脈々と生きる。
中島飛行機が創業した当時、
航空機用の発動機を日本で生産するにあたり、
彼等はゼロから仕事を進めなければならなかった。
欧州には優れたエンジンが数多く存在した。
そこで、
彼等はそれを良く学び、
ノックダウンで技を磨いた。
そして遂に世界最小でありながら、
トップクラスの性能を誇るエンジンを自主開発し、
世界をアッと驚かせるに至った。
今回開発された水平対向エンジンと電気式CVTの組合わせは、
その構造を見れば見るほど、
スバルの開発能力の高さを窺わせる。
ベースとなった技術はトヨタハイブリッドシステムだが、
その姿も走破性能もオリジナリティに富んでいて、
実力の高さは期待通りと言って良い。
「誰に乗って欲しいのか」
燃費が良いから長距離を速く安定して走れる。
どんな気象状況でも平気で出掛けてしまう人。
そんな未来のオーナーが頭に浮かぶ。
自分の好きな所へ、
思い立ったらすぐ移動したい。
そんな行動派に、
クロストレックのS:HEVは相性抜群だ。
スバルマガジンの最新号に向け、
交通タイムス社の田中編集長から販売目線の記事が欲しい、
とリクエストされた。
同時に掲載される写真が素晴らしい。
縦横無尽に走り回る姿を撮影してくれた。
この続きは、
また明日。
かわら版の校了が控えてる。
今日の動画は動くかわら版だ。
ひと足先に楽しんで欲しい。
by b-faction
| 2024-11-25 22:00
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