
火曜の犬酒場は、
味の刺身で盛り上がった。

めっちゃくちゃ美味しい。
旬の魚が豊漁なんだ。
お値段も安いし味も良いし、
スターターとしては言うことなしだ。
マスターにはワンワンビスケット。

たっぷりご飯食べた後のデザートだ。
続いてお気に入りの干物屋で買った、
お勧めの逸品を七輪に載せた。

これが絶対美味しいから、
ぜひ買ってくれと店の兄ちゃんが言った。
マスターには塩は厳禁なので、

大根のつまを口直しに与えた。
陸斗は野菜が大好きだ。

焼き上がったホッケを裏返し、
一口食べてほほ笑んだ。
うまーいい!
そして翌日は朝から雨模様で、
予定してたことが出来なくなった。
お昼ご飯と朝ご飯をまとめて食べるために、
オークワに買い出しに行くと、
刺身にもできると言う鯵が丸ごと格安で売ってた。
連日の鯵だが、
この活きの良さに目を奪われ、
塩焼き用に一本買って帰った。
その後、
陸斗と出勤して仕事をかたずけ、
帰宅の途中で吸い寄せられるように干物屋に寄った。
すると、
昨日は居なかった馴染みのお姉さんが、
そろそろ店じまいの最中だった。
今晩は、と声をかけた。
昨日もお兄ちゃんからホッケの干物を買ったんだけど、
今日も七輪を出してあるので、
何かお勧めの干物は無いかな、、と尋ねた。
すると、
収納した商品の中から、
大きめの干物を引っ張り出した。

これがいいわよ。
物凄く美味しいから買ってちょうだい。
何これ?
キンメ、
美味しいわよ。
うっすらと字が読めた。
至福の一夜干しか、
どれほど美味いんだろう。
七輪があるなら、
もう最高よ、とお姉さんは遠い眼をして言った。
至福の一夜干しを手に入れて、
陸斗といそいそと帰宅して、
早速、
鯵の塩焼きから晩酌を楽しんだ。
もう、
熱燗の進むこと進む事。
脂がのってて最高だった。
炭火から炎が上がりっぱなしだった。
ペロリッと平らげて、
至福の一夜干しを七輪に載せた。

コイツは旨そうだ。
火加減も落ち着いて干物を焼くには最高だ。
くー、
堪らないね。

尋常じゃ無い香ばしさが漂う。
あっしには戴けませんよね。

陸斗にはレモンをあげよう。
そう言えば、
朝からずっと一緒だったね。
工房の前で見張り番してたので、
疲れ果ててたんだね。
静かだなと思ったら、
長靴を枕に眠ってた。

言いようのない至福の一瞬。
犬と人間の長きにわたる絆を感じる
恵那ラリーで、
ヘッドクオーターから香ばしい匂いが立ち上って来た。

全てのラリー車が出走した後、
見慣れない白いクルマが現れた。
左にハンドルついてるけど、
全く不自然じゃないんだ。
誰かと思ったらノリさんだった。

モーターパークで企画されたデモランに向かったようで、
香ばしいクルマの快音が会場に残った。
ラリーが終わって表彰式が始まると、
サービスパークにそのクルマが戻って来た。

疼くね。
ナイトステージを攻めるためのガジェット。

スマートフォンフォルダーも、
只者じゃ無いオーラを匂わせる。

このクルマは一体なんだ。
昔のスバルそのモノじゃないか。
ルーフは本当にカーボンかな?

ちょっと待ってよ。
ステキな一夜干しだ。
こりゃあ、
ホッケの干物じゃない。
キンメの干物だ。
トヨタの姿は正にスバルの歩んだ道。
名前もスバルワールドラリーチーム(SWRT)の、
頭文字だけ替えた、
TGRーWRTだなんて!!!
トヨタはちゃんとリスペクトしてるんだ。
「韻」を守事は大切だ。

トヨタに笑われないよう、
しっかりしろよSTI!
それでは、
今日の動画を楽しんで欲しい。
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