エモーショナルな勝負を避けデジタルに溺れると「浅はか」になる

一年振りに好きな居酒屋に行った。

相変わらず良い味だ。

ところが心配事があった。

暖簾くぐってギョッとした。

他に誰も居ない。

嘘だろ。

昨年もピーク時に比べたら流行っていなかったが、

これほどでは無かった。

店も什器もそのままで、

メニューは減ってしまったが味は良い。

食べるうちに安心してきた。

その店の看板料理を頼み、

日本酒のアテにした。

普通に美味しい酒で、

普通の蕎麦と相性が良い。

聞けば、

去年の四月の廃業を経て、

数か月前から新たな店主が再開したと言う。

もう少し早い時間に行けば、

混雑していたかもしれないが、

店の中を見た時の虚無感が、

また同じ日の朝になって訪れるとは・・・・。

危惧に終わればよかったが、

見事に現実となって襲い掛かって来た。

風邪などひかないように

用意周到に起床して会場に向かった。

順調に入場し前列に並んで会場を待った。

ワクワクドキドキが、

この後冷や水かけられたように沈静化した。

恐らくほかのメディアも、

スバルに期待した人が多く含まれていたはずだ。

これまでに臨んだアンベールで、

あれほどスーッと、

残酷なまでにエモーショナルなオーラが消えたシーンを見たことが無い。

３００馬力と言う出力の後に、

発表されるはずの最大トルクが省略された。

その瞬間に、

ほとんどのメディアが事情を察知して、

プレカンの空気は非常に淀んだ。

まあ、

まだ明日もあるので、

ぜひ会場を訪れて欲しい。

色々な発見もあるし、

物事の評価は多角的であるべきなので、

別にこのブログの話を無理に参考にせず、

自身のエモーショナルを尊重してくれ。

ただ、

見れば見るほど透けて見える。

もうこれはただ単純に、

思うように売れない新車を活性化するための、

空気銃なんだよ。

かつて、

凄いと思ったけど全然売れないクルマが多々あった。

これもそうだし、

ＳＶＸもそうなんだ。

今のＷＲＸもそう言うクルマなんだ。

そこを根本的な原因から目をそらし、

自分勝手に自分の事だけ考え、

無理に売ろうとすると、

矛盾だらけになって嘘や言い訳で正当化する。

まあ、

ジックリと作品を見てやって欲しい。