
オートサロンから帰った翌朝、
まだ薄暗い時間にシャッターを開けると、
リフトの上にインプレッサWRXが鎮座していた。
まだ予防整備の真っ最中で、
仕上がると高速テストと共に動画を撮る予定だ。
残りは冷却系統の不安要素を取り除き、
連続高速走行に耐える体づくりを進める。

取引先のタムラさんから、
年始のご挨拶があり、
銘菓「ひとつばたご」を戴いた。
本当に昔から続くこの地域に馴染んだお菓子で、
平成の合併で本店は中津川市になったけど、
本来は恵那市を代表するお菓子なのだ。

他にも恵那峡物語など、
少し和風を取り入れた洋菓子を得意としている。

けれども、
和菓子の実力も相当なもので、
ヨモギ餅を食べたら、
暫くほかの店のお菓子が霞むほど美味しい。
一旦食べたら、
他が霞むほど素敵なクルマが、
午後になると高く持ち上げられて、

徐々に整備が進んでいった。
けれどまだ時間がかかりそうだ。
なぜかって。
他の作業に追われるからだ。
土曜日だから忙しかったよ。
そして、

日曜の朝になり、
いつものように起床して、
陸斗と運動を済ませてから出勤した。
パソコンの電源を入れて、
ブログの内容を点検して驚いた。

オートサロンの記事にアクセスが多かったのだろうか。
関心を持ってもらえることは、
仕事の励みになる。
気合を入れて朝から忙しくなりそうな一日に臨んだ。
仕事を始めたら、
オヤツが配給された。

「ひとつばたご」のある、
蛭川にお住いの服部さんが来訪され、
ステキなお年賀を戴いた。
いつもお心遣い戴き、
ありがとうございます。

パヴェフリーナは、
ひとつばたごの代表的なお菓子で、
チョコクリームがスポンジに二重にサンドさている。

上品でステキな姿だ。

何といっても生菓子で、
食品添加物が少ないのも嬉しい。

いただきます。

うん!
おいしーい。
服部さん、
とても美味しく戴きました。
ありがとうございます。
どことなく和風の良さも感じる、
とてもナチュラルなお菓子だ。
ひとつばたごは和菓子も美味いと言ったけど、
恵那市には和菓子屋を装いながら、
実は洋菓子で生計を守り、
ドミナント出店で大きく成長した菓子屋がある。
こうした店は、
和菓子の味が非常によろしくなくて、
食べると実に残念なのだが、
ブランドステートメントの構築が上手いので繁盛してる。
中小企業マーケティングに卓越したプロが支えるから、
店のステータスは非常に高いが反比例して味は落ちる。
逆にひとつばたごのように、
物凄く拘りを持つ店は、
洋菓子を寸止めにして、
和菓子の味を守っている気配がある。
この洋菓子の味からすると、
恵那のデカいドミナント店より、
遥かに美味いスポンジケーキやクリームを作れそうだ。
それをあえて封印し、
地域密着のスタンスをとると睨んだが、
当たらずしも遠からずではなかろうか。
どこかにフュージョンを感じる、
心意気の良いお店だ。
フュージョンと聞くと、
トランクスと孫吾天の交じり合った、
ゴテンクスを思い出すね。
めっちゃ生意気だけど物凄く強い。
その組み合わせには舌を巻いた。
ドラゴンボールは本当に面白いよね。
クルマにもフュージョンが当てはまる。最高の味を極め続けたレガシィと、
やんちゃなWRXの融合した姿、
それがフュージョンしたゴテンクスならぬレヴォーグなのだ。

スバルの歴史に燦然と名を残すレヴォーグを、

是非しっかりと見つめ直して欲しい。

そのデビューからバトンタッチ迄、
頑なにスタイルもポリシーも貫く。
そのスタイルを変えない伝統を、
これからもしっかり守り続けてほしい。
今日の動画を、
全てのレヴォーグオーナーに捧げたい。
それでは、
また明日。
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