20R再考
2006年 11月 08日
こんなドライブに絶好の日は無い。
ので、早速いつものコースに向かった。

誰よりも早く「初雪」に触りたかったし空気が乾燥していて気持ちが良かったこともある。

そこで、予てから試したかった水平対向DOHCの等長等爆エンジンをフルテスト。
これはサーキットなどで限界走行を試すのではなく、一般路で気持ちよい走りを追求しその中から本来の隠れた性能を引き出すテストだ。
改めて新世紀レガシィの2.0Rの凄さを実感した。リニアなフィーリングとは正にこのことで、
高地のワインディングロードを「快音」響かせて走り回った。

新世紀レガシィの総開発費は、富士重工がかつて無いほどの巨額を投じたもので、
一説には「六本木ヒルズ2棟分」との噂がある。
平成15年の発表直前、当時の竹中社長が「ターボも良いが次のNAがもの凄く良くなった」と自信たっぷりに語られたのを良く覚えている。
ターボとも6気筒とも全く異なるスポーツの世界がこのクルマの中にある。
フロントノーズが軽量でターンインの特性が素直かつ限界高く、ワゴンより高剛性なセダンボディが小気味の良い走り味を生む。
軽量なボディがこれほど走りに効果を生むのかと改めて実感。
レガシィ B4 2.0R
発表から3年半を経て心底惚れ直した。

御嶽山の伏流水は美味い酒や蕎麦、それに豆腐などに恩恵を与えている。
この地域ではこれらは有名だが、普段このあたりでどっぷりそれにつかることは、今まで無かった。

前回の、そう、
二人の大切な記念日の、
サプライズが不評だったため、今回は違った角度で再チャレンジだ。
果たしてプレミアムな妻に、今回はこれが通じるのか。
最後、で
最大のチャンスだともいえる。

今回は「ちゃんこ鍋」を食べに行く。
これが旨かった。
ラッキーなことに予約なしで行ったにもかかわらず、この店で最高であろう席に座ることが出来た。
囲炉裏で雰囲気も抜群。
この店のご主人は角界と繋がりがあるようでこの店に来た力士と一緒にとった写真や断髪式に臨む写真などが飾られていた。
息子さんも学生相撲で素晴らしい成績を上げられている。

来て見てびっくり、これこそホンモノのチャンコ屋だった!
地元のお客さんも多く、ウイークディの早い時間なのに満席。
この店の、なんと言っても「タレ」が凄いのだ。
今まで食べたことが無いぞ、
こんな面白いタレ!
絶対秘密で、何を使っているか「カマ」をかけても、
にやりと笑うだけでお店の人は教えてくれない。
僕の舌は、直感で「自然塩」と「海苔」が決め手になっていると感じた。
が、あとは全く謎だ。

今回は妻もご満悦。
記念にとった写真にも「風格」が溢れており、
左上にある本物と比べても,
遜色は全く無い。
正にプレミアムとはこういうことだ、と実感できた一日だった。
大・満・足。