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ニューヨークオートショーで3代目のインプレッサがデビュー

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インプレッサの2度目のフルモデルチェンジを迎え、
極めて感慨深い思い出がある。

1991年のアルシオーネSVX発表の時、
あの刺激的なフラッグシップの出現に、
いてもたってもいられず、
まだ幼児だった子供も連れて、家族4人でシカゴモーターショーを訪れた。
なぜなら、今回のインプレッサのように、
国内に先駆け、米国内でのデビューを優先したのだ。
今でも覚えているが、会場のターンテーブル上でひと際輝くSVXに、震えるような感動を覚えた。

商業的には成功しなかったが、SVXは今でも色褪せない富士重工の誇る名車だと信じている。

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今回のインプレッサだが、以前からワゴンなのかハッチバックなのか、
あちこちで論争を聞くが、僕にとっては「ばかばかしい事」この上ない。
なぜなら、もともとスポーツワゴンそのものが、ワゴンもどきのハッチバックで、
いくら「ルーフをセダンより延長して共用しないのがワゴンのセオリー」などといってみたところで、
中途半端な感じは否めなかった。

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初代インプレッサのワゴンは発売当初、売れ行きが悪く、苦労したが、
C’zが発売になり1500ccのエンジンに統合されると、
販売は好調になった。が、帯に短し襷に長し、という表現が相応しくなって、
昨年ぐらいからは元気がなくなってきた。
(もっとも、最近投入した廉価バージョンは、折からの原油高の影響もあって、日米双方で大ヒットしているが)
スバルは多分、2代目がデビューした直後ぐらいから、
そのことを予測していて、
次期車の開発に取り組んでのではないだろうか。

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上の画像が新型インプレッサで

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これが近くにあったフォレスターのカーゴフロア。

新型インプレッサのリヤサスは新設計のダブルウイッシュボーンなので、
床の形状に、このような大きな違いが生じる。

当然ホイールハウスの中にストラットは見えない。
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上の画像がインプレッサで

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こちらがフォレスターだ。


今回のクルマをインターネットのスクープで初めて見たとき、
スポーツワゴンだろうがハッチバックだろうがそんな事はどうでも良くて、
新たな時流のスタイリッシュでアップグレードな5ドアとして、目に飛び込んできた。
それで国内での発表を待ちきれず、社員全員でニューヨークに研修のつもりで行くことにした。

毎年は無理だが、2年に一度は海外研修をするのが、中津スバルの伝統で、
ずっと続いている。
今年は13回目にあたり、前々回のニュージーランドラリー、
前回のオーストラリアのスバルメガディーラーの視察に続き、
今回はニューヨークミッションと銘打ち、
オートショーでデビューするインプレッサにターゲットを合わせた。

この海外研修の特徴は、現地会議の開催にある。
ホテルの上質な会議室を借り切り、
7時半の早朝からみっちり会議をするのだ。
今回の海外ミッションに、
ゲストスピーカーとして、スバル オブ アメリカの鎌上副社長に講師としてお越し頂き、
アメリカの現状と、新しいインプレッサの米国での位置づけについて、
お話を聞いた。

ニューヨークの物価は高く、
ホテルの会議室の使用料はとても高額だ。

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けれどもこうした質の高い会議を、われわれ自身の力でニューヨークでやることにより、
モチベーションを更に高めたいのだ。

2007年4月10日午後
ついに念願の新型インプレッサと対面した。

出展車両は4台

ターンテーブル上にWRXのセダンとNAモデルの2.5iがデーんと鎮座。

フロアには赤いセダンの2.5iとネット流出で一気に有名になった5ドアのWRXが置いてある。
5ドアハッチのWRXは相当いい感じだ。

ちなみに米国市場には、2.5リッター以下の排気量は全ての車種で存在しない。
またAWDしか売っていない。
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セダンは米国専用に特別に創られたクルマで、国内投入の予定は当分無いそうだ。

僕は「それで良い」ときっぱり言い切れる。
なぜか。
それは、このクルマだけは
熟成に熟成を重ね、
STIから「Sシリーズ」だけ発売して欲しい。

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今は平凡な印象だが、大化けする素質は十分すぎるほどある。
とにもかくにも、
日本での試乗が楽しみだ。
SOHC2リッター搭載車がどのような仕上がりなのか、
興味がある。

しかし、改めて思ったのだが、アメリカ人はみな親切だし、
とても陽気だ。
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かわら版用の写真撮影を、
果敢にも、鉢巻姿でやっていると、
プレゼンテーターの御姉さんが、
直ぐ近づいてきて、このポーズ。

日本のモーターショーじゃ、絶対にありえない

ニューヨークの街はコンパクトで、
直ぐ体に馴染む。

しかし、大して旨い物はない。
あるとすれば高い。

日本食が受けるはずだ。かなりいい加減な腕でも、
商売が上手なら、けっこうやっていけるのかもしれない。
長続きするか、しないかは別にして。
そんな日本人が、結構見受けられた。

Commented by わかおfrom尾張旭 at 2007-04-15 22:08 x
ニューヨークからの出張、お帰りなさいませ!
ブログ、面白く読ませていただきました!!
新型インプレッサも興味深深ですが、
中津スバルの海外研修制度(と言っても良いのでしょうか?)に驚きました。そして、上質の会議室を借りるという社長さんの意志に、強く共感しました!うまく表現できないですが、社長さんがやろうとしていることは、よく理解できます。カッコつけではなく、きちんとした狙いがあってのことなんですよね!
GWにはお店にお伺いできそうです、またお話を聞かせてください!
NZとスイスイタリアの写真を持ってお伺いします!
Commented by 来光@GD9A at 2007-04-17 03:50 x
インプレッサもいよいよ3代目なのですね~。
まだ画像でしかみた事が無いので、日本でのデビューが楽しみです。
Sシリーズも楽しみですが、WRカーがどのようなスタイルになるか、戦闘力がどう変わるか期待してます!
Commented by toshi at 2007-04-17 12:19 x
GWは通常営業です。栗山真治キャンペーンライブとメンテナンスのイベントやsymsステラの試乗会などお楽しみ企画がありますから皆さん遊びに来て下さいね。STIは森PGMが専任でまとめておられるので、たぶん凄い車になりますよ。今回のインプレッサとは別物です。このインプレッサは旧型を大きく超えるスタイリッシュで快適な乗り心地のクルマに仕上がっていると想像できます。だからNAモデルがどんな出来なのか、非常に興味があるわけです。
Commented by raindrop at 2007-05-11 21:35 x
本日、中古部品を購入しに伺いましたraindropです。
次期インプ。もうすぐですね。今回は、スバルもかなり乗り味の注文が
厳しくダンパーメーカーをかなり悩ませたそうです。特に初期動作を
良くして今まで固いと言われていた足回りのイメージを一新する
狙いがあるそうですので非常に楽しみです。
今日、伺ってお話しましたがほんと宝の山ですね。(笑)
スバル1000や360etc・・・お洒落なカフェに彼ら置いておいて
車を見ながらお茶したいなぁと思わせるほど綺麗でした。
また機会がありましたら伺いたいと思います。
Commented by toshi at 2007-05-13 19:06 x
raindropさん、こんばんは。
現行型レガシィ誕生時の誤解を再発させないための鉄則ですね。
ダンパーをディグレッシブに振るか、リニアに振るか。
この頃のスポーツサスはどちらかと言うとディグレッシブが多いように感じています。
僕の好みはリニアな動き。
今度のインプレッサ、非常に楽しみです。
国内仕様を明後日見てきます。
また遊びに来て下さいね。
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by b-faction | 2007-04-14 18:06 | Comments(5)

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