雪男とｔｕｎｅｄ ｂｙ ＳＴＩ ２００７の５速オートマ

「雪男」の名に恥じぬ（？）
冬将軍到来の兆し。


このシーズン、車で出張すると、
必ず大雪に見舞われるので、
社内で自分についた、密かなあだ名。

「出張雪男」

とにかく凄い事が沢山有って書ききれないが、
１０年ほど前、新宿が豪雪で一晩で雪国になったときなど、
新宿ワシントンホテルのガスライトでディナーを食べながら、
渦を巻きながら真横に降る雪を、
感動しながら眺めた。

また、その他にも、
東京から帰る途中、
飯田までは快調で、
恵那山トンネルを出たとたん、銀世界。
走行不能なクルマが、高速道路を塞いでしまい、
夜８時に身動きできなくなり、中津川インターを出たのが朝６時、
などと言うこともあった。

昨日は座間に出張し、
ぽかぽか陽気の中で、今年最後の仕入れをしたが、
その間にこちらでは、
中央自動車道の園原あたりで雪が降ったらしく、
妻からメールが入った。

帰る途中、高速道路上には一切雪はなかった。
そこで、
伊那インターで降りて、権兵衛トンネルを抜け、
開田高原に立ち寄った。
いつもの温泉で、雪見湯を楽しみ
疲れを癒すために。


今日、開田からの帰りに寄った、
美味い酒「かけはし」の、
蔵元、
西尾酒造の女将に言わせると、
「こんな時に開田に上る馬鹿は居ない」（笑）らしいが、
男湯はご覧の通り貸切。
最高の気分だ。

女風呂からは人声が漏れていたので、
何人かは入っていたようだ。
こんなことからも、やっぱり、今一番逞しいのは、
お母さん年代の女性なのかもしれない。


今日の御嶽山は真っ白で、
一挙に冬支度の様相。
瞬間に表情を変える御嶽。


真正面の山肌に、雲の塊が次から次へぶつかるようだ。

やまゆり荘の周辺は、雪が路面に乗り、
無いところも「つるんつるん」だった。
レガシィにスタッドレスをつけて出掛けたので、
心配は無かったが。

いや、それにしても
最新のスタッドレスは凄い。
ダンロップＤＳＸの１８インチ。


タイヤの慣らしもせず、
高速を含め相当の速度で６００キロを走破して、

アイスバーンを走ったが、しっかりグリップ。

セームサイズを装着すると言う事が基本的な考え方なので、
少々値段は張るが、インチダウンしなかった。

これは大正解で、
装着後、過激に高速走行した後のタイヤは、
新品同様、
びくともしていない。

これが５年前なら、まったく違う表情を見せているはずだ。

ＷＲＸに装着して、
同じように使った時、タイヤの表面のサイプは、ささくれ立ち、
疲れた表情になっていた。

スタッドレスタイヤの性能の進化は相当なものだ。
まだ装着されていないヒトには、
ぜひともこれを、お勧めしたい。
このクルマで体感して欲しい。

このレガシィＢ４は、
夏に発表され３７日間で完売した限定車のうちの１台だ。
当社の会長車として導入した。

これまで６速車は散々テストしていたが、
ＡＴで長距離をドライブする機会がなかった。

驚く事に、
ＭＴ車とは、印象がかなり違う。
その内容はゆっくり綴りたい。