久し振りに開田高原に行った。
このところハードに行動し、ちょっと疲れた体を癒すために。
かわら版110号の原稿も昨夜校了し、久し振りのオフタイムが僅かばかり手に入ったので。
開田に行く時にはいくつかの秘密のルートがあり
それぞれ楽しい買い物や体験を組み合わせ、
あわせて家族に御土産も買ってくる。
今日は、富士重工を語るに欠かせない、
いくつかのお気に入りの店について紹介したい。

木曽福島ルートを使う場合、
必ずセットで購入する物がある。
先ず、このお店。
ちょっと解りにくいが
木曽福島に通ううちに見つけ、
親しくなって必ず寄るようにしている。
福島は水に恵まれた土地柄なので
本当に美味しい食べ物がたくさんある。
その中でも、僕が当たり前の味なのに
絶品だと思うのが「とうふ」だ。
今日は、早朝に訪問したので、
いつもはここに無い商品が目についたので
購入してきた。

普通は、スーパーなどで
買う事ができるのだろうが、
僕はここに来て直接造っている人の顔を見て譲っていただくのが楽しみ。
製造現場に近いところに入り込むわけだから、
あまりありがたくない客なのだろうが、
そこの皆さんは、いつも笑顔で丁寧に迎えてくださる。
このとうふの凄いところは、
普通のとうふに徹している、と言うところだ。
そして、その木綿豆腐の食感と甘み、とうふらしい香りは、何も付けずに食べたいほどだ。
しかも大きさがよい。
ガツンと来るとうふとはまさにこのとうふだと思う。
今日は、ここの「おぼろ豆腐」の出来たてを冷ましている所に居合わせたので、
買ってしまった。
こんなに買ってきたけど、我が家の3人の胃袋の中には
あっという間に収まってしまう。
とうふ作り一本に掛けた、ホンモノ感がにじみ出るお店だ。
豆腐を買った後は酒だ。

実は昨日、この酒蔵に思い切って電話して、
酒蔵の見学を申し込んだ。
灘にあるような立派な酒蔵ではないし、遠くからでは
煙突さえ目立たない。
なのに、こういう「構え」に心が躍り、引き付けられて仕方が無い。
なぜかと言うと
こういう小さな酒蔵の作る
渾身の力を込めた「純米酒」が好きだからだ。
ここからもホンモノの匂いがプンプンとする。

先日「山形の酒豪」守さんに、飲んでもらったところ「この価格でこの味は凄い」と御墨付きを戴いた。

予定よりうんと早い時間に到着したが、
取締役の南さんが笑顔で迎えてくれて、
早速案内してくださった。
福島には素晴らしい酒蔵が2件ある。
どちらも優れた酒を造っている。
なのに何故こちらに惹かれるのか?
自問自答してみると、
多分、水のせいだ。
それも知りたくて
見学を申し込んだ。
一方の酒蔵は、駒ヶ岳の伏流水を使っていて、
この水も素晴らしいのだが、
御嶽山の伏流水を使っている酒蔵は、
ここただ一軒だけだ。
木曽川をはさんで数百メートルしか離れていない2軒の酒蔵が
異なった水系の仕込み水を使っているなんて・・・
しばらく泊り込みで、毎晩、
飲み較べしたら堪らないだろう。

早速、その水の湧き出ている場所に案内してもらい、

南さんに注いでもらって「きき猪口」で仕込み水を味わう。

うまい。
柔らかい水だ。
横堀と言う方法で地下水が集められているのが特徴で
山側にある水源から、この建物の地下を通って、ここに来るのだそうだ。
こういう建物にしろ、水にしろ、短期間で出来るものではなく、
長い間積み重ねられた経験と実績はもちろん、
どれくらいファンが居て、この味を守ることに期待を寄せているか。
そこが大切だ。
どこかでみたと思ったら、
望桜荘にあるのとそっくりな階段があり、
嬉しくなる。

ここら当たりから、靴を履き替え先に進む。
もの凄く良い香りが漂ってくる。
仕込みのシーズンは終わっているので、
タンクの御酒を濾過したりビンに詰める仕事が主らしいのだが、
杜氏さんは忙しく動き回っている。
少数精鋭で、今の仕事を切り盛りしているのだと、
南さんは語ってくれた。

杜氏さんと言うと
気難しいおとっつぁんをイメージするのだが、
ここの当時は、このような好青年。

久し振りに、僕が感動した
この酒蔵の

「無濾過純米吟醸酒」は彼の手によって生み出されている。
明るくて腰が低く、
思わず一緒に記念写真をおねだりしてしまった。
彼に会ってますますこの酒のファンになった。

そして開田へ。
ここに来るまでに、中津川は葉桜に
大桑村では散り始め、
上松町では満開と、桜前線を見事に目の当たりにしながらドライブしたが
開田高原はまだ冬のまま。桜のつぼみもほんのわずかに色付いている程度。
目立つのは猫柳くらいだった。

いつもの樹に会いに行くと、

遠くからでは解らなかったが

近くによって唖然とした。

樹の下に散乱する、おびただしい折れた枝。
一週間前の強風のせいだろうか。
それにしてもちょっと想像以上だ。
昨年の秋に、本田建設の社長から聞いた話を思い出す。

今ちょっと元気が無いとは、こういうことなのかと。
ここにも春が来たら
きっと元気になるだろうと
そう願って開田を後にした。

今回の相棒は新型フォレスター。
みれば見るほどカッコよい。
久し振りのヒット商品になってくれた。
乗れば何故売れるのか、カッコよいばかりではなく、
走りの性能がどれほど素晴らしいか、
すぐ解っていただけるだろう。
是非テイスティングに来て欲しい。
このところハードに行動し、ちょっと疲れた体を癒すために。
かわら版110号の原稿も昨夜校了し、久し振りのオフタイムが僅かばかり手に入ったので。
開田に行く時にはいくつかの秘密のルートがあり
それぞれ楽しい買い物や体験を組み合わせ、
あわせて家族に御土産も買ってくる。
今日は、富士重工を語るに欠かせない、
いくつかのお気に入りの店について紹介したい。

木曽福島ルートを使う場合、
必ずセットで購入する物がある。
先ず、このお店。
ちょっと解りにくいが
木曽福島に通ううちに見つけ、
親しくなって必ず寄るようにしている。
福島は水に恵まれた土地柄なので
本当に美味しい食べ物がたくさんある。
その中でも、僕が当たり前の味なのに
絶品だと思うのが「とうふ」だ。
今日は、早朝に訪問したので、
いつもはここに無い商品が目についたので
購入してきた。

普通は、スーパーなどで
買う事ができるのだろうが、
僕はここに来て直接造っている人の顔を見て譲っていただくのが楽しみ。
製造現場に近いところに入り込むわけだから、
あまりありがたくない客なのだろうが、
そこの皆さんは、いつも笑顔で丁寧に迎えてくださる。
このとうふの凄いところは、
普通のとうふに徹している、と言うところだ。
そして、その木綿豆腐の食感と甘み、とうふらしい香りは、何も付けずに食べたいほどだ。
しかも大きさがよい。
ガツンと来るとうふとはまさにこのとうふだと思う。
今日は、ここの「おぼろ豆腐」の出来たてを冷ましている所に居合わせたので、
買ってしまった。
こんなに買ってきたけど、我が家の3人の胃袋の中には
あっという間に収まってしまう。
とうふ作り一本に掛けた、ホンモノ感がにじみ出るお店だ。
豆腐を買った後は酒だ。

実は昨日、この酒蔵に思い切って電話して、
酒蔵の見学を申し込んだ。
灘にあるような立派な酒蔵ではないし、遠くからでは
煙突さえ目立たない。
なのに、こういう「構え」に心が躍り、引き付けられて仕方が無い。
なぜかと言うと
こういう小さな酒蔵の作る
渾身の力を込めた「純米酒」が好きだからだ。
ここからもホンモノの匂いがプンプンとする。

先日「山形の酒豪」守さんに、飲んでもらったところ「この価格でこの味は凄い」と御墨付きを戴いた。

予定よりうんと早い時間に到着したが、
取締役の南さんが笑顔で迎えてくれて、
早速案内してくださった。
福島には素晴らしい酒蔵が2件ある。
どちらも優れた酒を造っている。
なのに何故こちらに惹かれるのか?
自問自答してみると、
多分、水のせいだ。
それも知りたくて
見学を申し込んだ。
一方の酒蔵は、駒ヶ岳の伏流水を使っていて、
この水も素晴らしいのだが、
御嶽山の伏流水を使っている酒蔵は、
ここただ一軒だけだ。
木曽川をはさんで数百メートルしか離れていない2軒の酒蔵が
異なった水系の仕込み水を使っているなんて・・・
しばらく泊り込みで、毎晩、
飲み較べしたら堪らないだろう。

早速、その水の湧き出ている場所に案内してもらい、

南さんに注いでもらって「きき猪口」で仕込み水を味わう。

うまい。
柔らかい水だ。
横堀と言う方法で地下水が集められているのが特徴で
山側にある水源から、この建物の地下を通って、ここに来るのだそうだ。
こういう建物にしろ、水にしろ、短期間で出来るものではなく、
長い間積み重ねられた経験と実績はもちろん、
どれくらいファンが居て、この味を守ることに期待を寄せているか。
そこが大切だ。
どこかでみたと思ったら、
望桜荘にあるのとそっくりな階段があり、
嬉しくなる。

ここら当たりから、靴を履き替え先に進む。
もの凄く良い香りが漂ってくる。
仕込みのシーズンは終わっているので、
タンクの御酒を濾過したりビンに詰める仕事が主らしいのだが、
杜氏さんは忙しく動き回っている。
少数精鋭で、今の仕事を切り盛りしているのだと、
南さんは語ってくれた。

杜氏さんと言うと
気難しいおとっつぁんをイメージするのだが、
ここの当時は、このような好青年。

久し振りに、僕が感動した
この酒蔵の

「無濾過純米吟醸酒」は彼の手によって生み出されている。
明るくて腰が低く、
思わず一緒に記念写真をおねだりしてしまった。
彼に会ってますますこの酒のファンになった。

そして開田へ。
ここに来るまでに、中津川は葉桜に
大桑村では散り始め、
上松町では満開と、桜前線を見事に目の当たりにしながらドライブしたが
開田高原はまだ冬のまま。桜のつぼみもほんのわずかに色付いている程度。
目立つのは猫柳くらいだった。

いつもの樹に会いに行くと、

遠くからでは解らなかったが

近くによって唖然とした。

樹の下に散乱する、おびただしい折れた枝。
一週間前の強風のせいだろうか。
それにしてもちょっと想像以上だ。
昨年の秋に、本田建設の社長から聞いた話を思い出す。

今ちょっと元気が無いとは、こういうことなのかと。
ここにも春が来たら
きっと元気になるだろうと
そう願って開田を後にした。

今回の相棒は新型フォレスター。
みれば見るほどカッコよい。
久し振りのヒット商品になってくれた。
乗れば何故売れるのか、カッコよいばかりではなく、
走りの性能がどれほど素晴らしいか、
すぐ解っていただけるだろう。
是非テイスティングに来て欲しい。

イツの間に「酒豪」に・・・(笑
先日、高遠の帰りに奈良井に寄りました。
「中乗さん吟醸無濾過生原酒」が売ってましたので3本ほど購入。
宵っ張りモード突入です(笑
宿場町としての雰囲気は、妻籠宿がイチバンですね~。
高遠のサクラもバッチリでした。
今度、写真送りますね。
先日、高遠の帰りに奈良井に寄りました。
「中乗さん吟醸無濾過生原酒」が売ってましたので3本ほど購入。
宵っ張りモード突入です(笑
宿場町としての雰囲気は、妻籠宿がイチバンですね~。
高遠のサクラもバッチリでした。
今度、写真送りますね。
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