ホンダ車に初のB&Bサスペンションを設定
2006年 02月 23日
今日の整備予定車にホンダのクルマが入っている。
これに、
同僚の土屋さんは、 日頃から人生を深く語り合う機会を設け、 ある日、
BILSTEINと、
中津スバル独自設定によるサスキットだ。
今回の対象車はホンダシビックSi-Rだ。
オーナーからも、
一番の問題は足回りで、
良くもまあ、
逆に感心してしまった。
まず現状でもう一度走らせた。
この軽量なハイパワー車も、
当社オリジナル設定の、
ビルシュタインサスペンションを装着する。
オーナーは歳こそ離れているが、
同じ大学の後輩にあたり、
とても親しくお付き合いしている古家さんだ。
岐阜新聞社の恵那通信局に赴任され、
局長を務められているので、
毎日慌ただしく過ごされている。
中津川で通信局長をされており、
粛々と毎日を送っていた。
愛車について相談を受けた。
詳しく様子を聞くと、
どうも状態がかなり良くないらしい。
とにかく点検するようお願いした。
その結果、
整備を依頼された。
とにかく乗ってみたら、
余りの酷さに閉口した。
あばたもエクボを通り越え、
乗心地は最悪で操縦安定性も破綻していた。
そこでダンパーの交換を含めた、
シャシーの一新を提案した。
BILSTEINと、
中津スバルのオリジナルブランド
B-FACTIONの頭文字を組み合わせ、
B&Bサスペンションと命名したダンパーは、
どのような車種にも装着が可能だ。
基本的に純正スプリングの持つ良さを充分活かしながら、
ビルシュタインの持つ味を引き出す。
ビルシュタインの持つ味を引き出す。
中津スバル独自設定によるサスキットだ。
今回の対象車はホンダシビックSi-Rだ。
軽快なV-TECエンジンを搭載した、
FF車をとても美味しい味の料理に整える。
オーナーからも、
その出来栄えを十分すぎるほど期待されている。
スバルのインプレッサで蓄積したノウハウを、
シビックにも注ぎ込む自信があったので、
この仕事を引き受けた。
預かったクルマは、
室内はオリジナルそのものだった。
室内はオリジナルそのものだった。
だが、
やはりクルマ好きが群がるタイプに共通する、
各部のカスタマイジングが施されていた。
買った時のままだというから、
かなり消耗しているはずだ。
一番の問題は足回りで、
TEINの車高調整式サスペンションが装着され、
ダンパーストロークが消失していた。
これが酷い乗り味の原因だが、
他にも問題がいろいろ見つかった。
これでは迅速な取材活動にも影響が出る。
良くもまあ、
こんなに長い間我慢できたものだ。
若いから疲れ知らずなのだろう。
逆に感心してしまった。
まず現状でもう一度走らせた。
現状のクルマのしっかりとテストし、
本来の特性をどこまで蘇らせるか頭に描いた。
そして、
理想的な動きを考え、
入念にセッティングを繰り返した。
入念にセッティングを繰り返した。
そして新しいダンパーを完成させる。
これまでもハイパワーなインプレッサで、
これまでもハイパワーなインプレッサで、
いくつもの経験を重ねている。
GC8など、
その効果はてきめんで、
交換した途端に抜群の操安性を発揮する。
この軽量なハイパワー車も、
見事に蘇るだろう。
このような面白い取り組みを、
今後も尽きることなく続けたい。
(2019年10月3日 13時24分投稿の記事を骨格強化)
by b-faction
| 2006-02-23 13:24
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